【コラム】第二の朝鮮半島を作ろうとしているロシア
Global News Asia / 2022年4月22日 6時0分
2022年2月、ロシアがウクライナに押し入った。ロシアのプーチン大統領が精神系の病気を患っていて、まともな政治判断ができない説が根強くある。
しかし、彼は、ウクライナを分断して、第二の朝鮮半島を作ろうとしている脚本も読み取れる。ウクライナ全土を掌握しなくてもいい。ロシア寄りの北朝鮮的立場の国を樹立すれば、この戦争を成功とする。
もともとウクライナは、ソビエト連邦という大きな国では同じ国民であった。ソ連時代に、本来のウクライナの人々はどこかに追いやられ、今難民になっている人の中にも生まれとしてはロシアの血が入っている人もいる。プーチン大統領の中では、2014年にすでに占領完了したクリミアと、親ロシア派が掌握している東部ドンバスの一部地域、そして、侵攻したばかりの南部へルソン州とザポリージャ州が、北朝鮮に当たる地域だと思われる。
ウクライナの大統領はとても頑張っている。彼のことは世界中が知っている。彼に手出しはできない。けれど、彼以外の政府の要人や政治家は顔が知られてはいない。なので、ロシアは次々に逮捕している。その挿げ替えた地位に、親ロシア派の政治家を送り込んでいる。もしかしたら、大統領以外は全部的ということも考えられる。
戦争はいかなる理由があっても起こってはならないことだ。しかし、ロシアが占拠した土地で新政府が樹立し、ロシア併合あるいは独立国ができた場合、韓国にあたる土地では大統領をトップにまた一から新生ウクライナを作っていかなければならない。カリスマな彼がいるうちはなんとかなるだろう。…その次が問題なのだ、次の時代が。
ウクライナの人の志は高い。教養もある。韓国にはならない。けれど、本来一つであるべきウクライナを第二の朝鮮半島にしてはならない。
プーチン大統領の精神鑑定ができる「偉大な誰か」が世界にいることを切に願う。そして、一日でも早く戦争を終わらせすべきなのだ。
誰も、第二の朝鮮半島にすることを望んではいない。第一の朝鮮半島を知っているから。
【編集 : fa】
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