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【香港】日本発のアートで、多様性と多文化の共生を訴えるイベント開催

Global News Asia / 2022年9月21日 10時30分

今回の展示作品の一部(国際シンポジウム申込先):https://forms.gle/SbdGENxMkth6T7nE6) 

 芸術振興団体「アートはみんなのもの」は、香港の社區文化發展中心(CCCD)と共同で、イベント『アートとインクルージョンと多様性の祭典 International Festival for Arts, Inclusion and Diversity (IFAID) 香港』を2022年9月1日(木)から10月9日(日)まで香港のジョッキークラブアーツセンターで開催。そのメインイベントとして9月23日から国際シンポジウムなどが行われる。

 イベントは、日本と香港の団体が共同主催し、展示会と国際シンポジウム、ワークショップなどで構成される。また開催にあたっては、公益財団法人 関西・大阪 21世紀協会 2022年度万博記念基金が助成した。第1部は、9月1日から22日まで日本発祥のインクルージョンアート「さをり織り」の50周年記念国際展示会を兼ねて、さをり織りの創始者である故城みさを女史の作品やさをり織草創期から普及活動をした城英二氏の櫛筬を使った作品、被災地をつなぐさをり織りの一部と香港の作家の作品などが展示された。

 第2部は、23日からは日本からのスタッフも常駐し、同会場で展示規模も拡大して10月9日まで開催。日本以外からも香港、タイ、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インド、イスラエル、スウェーデンなどからの作品が展示され、一部の作品は購入もできるほか、国際シンポジウムとワークショップやさをり織りの作品によるファッションショーも併せて開催。国際シンポジウムには、オンラインでの参加も可能で「アートはみんなのもの」ウェブサイトより参加申し込みできる。また、10月2、3、8、9日のワークショップでは、さをり織りを体験できて、作品の一部として参加することもできる。

■国際シンポジウム(日本語通訳付き)
開催日時
9月24日(土曜日) 第一部:16時~18時 第二部:20時30分~22時30分
9月25日(日曜日) 第三部:16時~18時 第四部:20時30分~22時30分

 シンポジウムは、アートにおいてすべての人は平等であるという理念のもと、アジアのVSArtやさをり織りに関わった人を中心に、2021年に実施した福祉から社会参加へ『アジアの障がい者が実践する芸術の効果』に関する国際シンポジウムや、2022年2月にはフィリピンを中心にオンラインで「アートとインクルージョンと多様性の祭典」を実施されてきた。

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