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【香港】日本発のアートで、多様性と多文化の共生を訴えるイベント開催

Global News Asia / 2022年9月21日 10時30分

 今回のシンポジウムは、4つのテーマについて様々な取り組みが発表される。

1)さをり織り、芸術による独立した生活
 9月24日(土曜日) 16時~18時
▼日本からの登壇者
萱野 智篤 北星学園大学経済学部教授 フェアトレード北海道
「フェアトレードタウン札幌の挑戦。地域に根ざした、アートを通じたマイノリティらの自立とインクルージョン」(仮)

2)災害時におけるさをり織り及びアートによる心の健康
 9月24日(土曜日) 20時30分~22時30分
▼日本からの登壇者
東山 高志 社会教育士 アートはみんなのもの副代表 ツナミクラフト代表
共同研究者 イザンベール 真美 大和大学准教授
「東日本大震災とスマトラ島沖地震における、さをりによる心の癒し」

3)インクルーシブアートのリーダーシップ
 9月25日(日曜日) 16時~18時
▼日本からの登壇者
竹樋 秀康 特定非営利活動法人煌の会 代表理事
「GEZELLIG(ヘゼリヒ)のブランディング(仮)」

4)インクルージョン、多様性を手で届ける
 9月25日(日曜日) 20時30分~22時30分
▼日本からの登壇者
月嶋 紫乃 GID劇団 トランス☆プロジェクト 主宰
「GID劇団 トランス☆プロジェクトの20年以上の取り組み」(仮)
『桃源の門にて』大阪公演ダイジェスト映像

 【ワークショップ】「被災地をつなぐさをり織り」 9月23日以降
 東日本大震災1000日目から始めた活動で21都道府県を廻り、香港で国外では4か国目。4000人が関わって制作した機織りワークショップ「被災地をつなぐさをり織り」は世界の平和を祈り実施。「たて糸」と「よこ糸」で出来ている織物だが、「たて糸」を災害のあった地域の人が選んで巻き、「よこ糸」をワークショップに来場した様々な人が織って、作品をつくることで、人と人とのつながりを紡ぎます。織りあげたところには、写真やメッセージ、名前を取り付けられ、多くの国で多くの人が様々な場所で関わったことがわかる。当初は、東日本大震災、スマトラ島沖地震、阪神淡路大震災という大きな災害の地域を結ぶ企画だったが、作品の制作過程で発生した様々な災害や困難に遭った地域が参加し、ネパールやアメリカからも参加。この作品も会場で展示され、制作過程も会場で放映される。期間中10月2、3、8、9日にはさをり織りの体験もできる。

 主催団体(日本側):アートはみんなのもの 代表理事:平澤葉子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科・学術修士)
【編集 : そむちゃい吉田】


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