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【タイ】熊本の魅力を「タイと世界に発信する」タイ人ボランティア

Global News Asia / 2022年11月18日 15時30分

テレビ局のインタビューを撮影中のユウコさん(本人提供写真)

 2022年11月1日、国際協力機構(以下、JICA)が日本への受入れを支援している、タイ政府の「Friends From Thailand(以下、FFT)」事業によるタイ人ボランティアが北海道と熊本県で一人ずつ、二人のタイ人が活動をしている。今回は熊本県で活動しているユウコさんに話を聞いた。

 ユウコ・シリカンヴァングルさん(以下、ユウコさん)は大学卒業後、日系企業の通訳等に従事。Facebook/YouTubeチャンネル「Yuko Share」でタイ人向けの日本語学習動画や日・タイの観光地のVLOG(動画ブログ)等を発信。現在彼女が活動している熊本県人吉球磨地区では、観光地や宿泊施設への助言や情報発信支援。地域産品の海外販路開拓などのほかSNSでの情報発信の活動をしている。タイ語と英語の通訳としても活動してきたユウコさんにとって、今回のプロジェクトはどういったものなのだろう。

 このボランティアを始めるきっかけは何かありましたか?

「日本語のライングループの宣伝を見て、私にはぴったりな活動かと思ったのがきっかけです。」

前職は何をしていましたか?

「フリーランスのトリリンガル通訳とインフルエンサーとして活動していました。」

活動を通して、なにか発見などありましたか?

「いっぱいあります。伝統的な神社とか、中にはおっぱい神社とかあって、面白いと思いました。それに絶景素敵だと思っています。そして何よりも人が凄くいいです。「ひとよし」はまるでいい人の町と思えるくらいです。」

活動の中でなにか印象的なことなどありましたか?

「やっぱり人です。私はフェークのおもてなしと純粋のおもてなしがすぐ分かるんですよ(笑)。人吉の人達からは純粋な心のこもったおもてなしを受けています。」

この活動で日本の印象は変わりましたか?

「ここに来て、まだ1ヶ月経ってないんですが、日本の印象というより、人吉球磨の印象が来る前に調べたのとちょっと変わりましたね。来る前はあまり何もないところっていう印象でした。また、来た時は以前の豪雨による被害(注)で、失礼ながら、あまりきれいではない町かと思いました。でも、実際には、その印象と全く反対でした。水もきれいで、食べものも美味しい、今のところは全部満足です。」注:2020年7月熊本豪雨被害

なにか伝えたいことがあればお願いします。

「ぜひ、日本の方にも来て欲しいです。素晴らしいところですので、実際に来て見てください!」

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