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蒲原 寧社長 サインポスト株式会社 国連が推奨するSDGsに「持続的な社会実現」で貢献

Global News Asia / 2023年10月24日 14時15分

サインポスト株式会社 代表取締役社長、蒲原 寧(かんばら やすし)氏

 2023年9月20日、日本のキャリアリテラシー問題解決を推進している『キャリアアップスクール i3ビジネスアカデミー』は、サインポスト株式会社の代表取締役社長、蒲原 寧(かんばら やすし)氏をゲストに迎えた上場企業特別講義を銀座オフィスで行った。
 
 蒲原氏は、社会に新たな価値を創出することを目的として、2007年にサインポスト株式会社を設立。2017年には「東証マザーズ(現在:グロース市場)」へ株式上場。その2年後の2019年には「東証一部(現在:プライム市場)」への上場を遂げている。
 
 今回の上場企業特別講義のテーマは、『トップ経営者が語る光(成功)と影(ハードシングス)』。主催である株式会社パーソナルナビ、代表取締役の漆沢氏がファシリテーターを務め、ゲストと対談形式で様々な角度から築き上げたキャリアについて話を伺う。当日は、経営者25名(オフライン)、Z世代35名(オンライン)、合計60名が講義に参加した。

 サインポスト株式会社の主な事業は「コンサルティング事業」「イノベーション事業」「DX・地方共創事業」の3つ。三和銀行(現 三菱UFJ銀行)で様々な功績を残してきた経験を活かし、金融機関や公共機関に向けて課題解決の提案から実行までのサポートを行っている。また、サインポスト株式会社といえば、店舗の人手不足解消、消費者のレジ待ち時間削減を実現させた“ワンダーレジ(無人レジ)”の開発に成功し注目を集めている。JR東日本スタートアップ株式会社と共同出資した“TOUCH TO GO(無人決済システム)”の出店など日本の発展を支える革新的な事業を創り続けている。

 会社成長の秘訣について、蒲原氏は「理念を社内に浸透させること」と答えた。経営判断や顧客応対は全て、“掲げている3つの理念に沿っているか”という視点で進めるよう徹底しているようだ。「お客さまに喜んでいただいた結果、利益が生まれるもの」だと経営の本質について語った。

 経営者として大変なことは何か尋ねると、「レベルを落とさないために自分自身と闘い続けること」だと答えた。蒲原氏が“ワンダーレジ”の開発時にこだわったのが『手品ではなく魔法レベル』を目指すこと。0からの開発で社員の戸惑いも多いなか、最終目標を達成するため妥協を許さない蒲原氏の姿勢は時に孤独を感じることもあったと当時を振り返った。設立2年目でリーマンショックに直面し、経営が傾いたこともあったが諦めず前を向き続けた結果素早い立て直しに成功した。

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