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【コラム】忖度メニューは誰のため? 韓国

Global News Asia / 2024年4月6日 6時0分

 ロッテリア。もともとは韓国のファーストフード店だったが、今は、Cocosやbigboy、はま寿司など多目的な飲食を展開する日本の企業ゼンショーグループの一店舗になってしまった。一部「ゼッテリア」と店舗名が日本に寄せた新店舗もある。しかし、韓国ではやはりロッテ財閥の作った「ロッテリア」なのだ。

 鬱陵島店で販売されている「独島パック」というのがある。いくら言っても聞くはずのない韓国人の価値観だし、日本人としては頼まなければよいだけのことだ。しかし、韓国を観光していた日本人が「ちょっと笑える」と証拠写真を撮った。それをSNSにUPする目的だったのか、言語を日本語翻訳したら、なんと、メニューから「独島パック」そのものが消えた。なんだこれ、ファーストフード店じゃなく、マジックのお店だったのか。

 独島…世界的に正しい名称は、「竹島」日本古来の日本所有の島で領土だ。韓国人にウケるようにネーミングしてみたものの、日本人観光客からの反感を恐れて、隠れるようにしたのではないかと言われている。そんな技術にお金使うなら、ボリューム出すとか「食」そのものに還元してほしいし…今や本社であるゼンショーグループの激しい叱責を受けるはずだ。

 韓国のロッテリアは、ほぼフランチャイズ。そのフランチャイズ1店1店にやらかしていることを叱責はできないと、元本社のロッテグループは言う。かといって、フランチャイズに加盟するとき、厳しい規則を守る契約書を結んだはずだ。韓国の数店舗がやらかしても、日本本社は大目に見てくれる、見てくれるだろう、見てくれ! なのだろう。

 こうなると、独島パックって、どんなのか見てみたいものだ。
【編集 : fa】

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