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取り締まりだけでなく、人の心を持ちたい 韓国

Global News Asia / 2024年8月26日 12時0分

 どう見ても飲酒運転(泥酔)にしかみえない車が、ガードレールにぶつかったと韓国の警察に連絡が入った。飲酒運転の物損事故自体、たいしてめずらしいことではなく、毎日一日のどこかで起きている。

 たまたま事故現場から2分ほどのところをパトロールしていた警察官2人が直行した。窓を叩いたが反応はみられない。泥酔と事故の際のあたりどころが悪くて、深く眠りに落ちたのか。それにしてはおかしいと考えた警察官は、ドアを破って、直接加害者に接触を試みた。

 試みる前に一目瞭然の事実がそこにあった。運転手が口から泡を吹いて意識がなかったのだ。事故であたりどころがないというレベルではない。アクセルを踏み込んで意識を失った状態だった。警察官は、エンジンを切りシートベルトを外し、救急車を要請した。

 「脳出血」。幸いのことに、緊急手術にはならず、現在は手術を待っている。

 事故が起きてからわずか10分以内の警察の対応だった。

 いつのころからか、近年運転中に脳に緊急事態が発生し、最後の思考を振り絞って、例えば田舎道なら山に突っ込んで車を強制的に止める。その際に悲しい事態になっている場合もある。

 日本の警察も、また飲酒運転だろ! という「またか」は捨てて、「もしや? 脳?」という視点を持ってほしい。ネズミ捕りで自分の点数を稼ぐのではなく、命を救う人間らしい警察官が増えるべきではないだろうか。
【編集 : fa】

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