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ほとんどの人が気づいていない…「バズり」を連発する、優れたクリエイターの共通点【TikTok・YouTubeの登録者数100万人の経営者が解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月26日 14時15分

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(※写真はイメージです/PIXTA)

動画をバズらせたい……そう思っていてもなかなかバズる動画を作成するのは難しいものです。どうすれば、バズる動画を作ることができるのでしょうか? 本稿では、YouTubeチャンネル登録者数100万人超えの株式会社リンクロノヴァで代表取締役社長を務める長野雅樹氏と、株式会社リセンダーの社員としてSNS企画・演出などを担当する鈴木啓太氏による著書『結果を引き寄せる完全版YouTube TikTokビジネス活用術』(KADOKAWA)から一部抜粋し、バズる動画を連発させている優れたクリエイターの共通点について解説します。

バズリクリエイターに共通する特徴

バズりを連発している優れたクリエイターにはある特徴があります。私見ではありますが、それはカット数が多いということです。

カットなしで一本の動画を撮影しているクリエイターというのは、面白い人もいますがイマイチな人もかなり多い印象があります。当たり外れが大きいのです。おそらくロジカルに説明できるものが少ないからだと思います。また、構成をしっかり考えずに行き当たりばったりで撮っている人も多いです。

その点から考えると、きちんと構成を考えて不要なところを捨て、必要なところだけを残すためにカットを多くして取捨選択している動画の方が、質が高い傾向にあります。きちんと動画を作っている人の方がフォロワー数からみても多いのはうなずけます。

自分自身、動画を撮って編集していて思うのは、必要ない部分を切り取っていくと自ずとカット数が多くなっていくことです。これにより動画は無駄なところがないクオリティの高い動画になります。そうなると、その動画のカットにすべて必要なものだけを並べられるわけです。

バズっている要素を見ている側も解析しやすくなります。今はこの言葉を入れるため、このテロップを入れるために絶対これが必要なカットだというのがわかると、ここを面白く見せるために、ひとつ前のシーンはどういうカットにしているのか見えてきます。

その点からも、カット数が多い動画をたくさん見ていくことで勉強するのがもっとも効率的だと思います。

カットの多さの目安としては、最初の10秒で5カットは欲しいところです。2秒に1カットの割合です。このぐらい細かくカットを入れている動画はテンポが早くて飽きません。見せているカットにはすべて意味が込められています。

かつては、私もほとんどカットなしで、撮ったものをそのまま出していたことがあります。1分ぐらいカメラを回してそのうち50秒を使うなんていうことをしていました。しかし、だんだん撮影時間が長くなり、1分程度にまとめるには見せたいところだけを残すためにカットしていくようになりました。そのときに気づいたのは、カットを入れた方が動画の隅々まで面白くできることでした。

カットを入れると起きる効果

カットを入れずに最初から最後まで一回で撮ろうとすると、撮影時に演者側でテンポ良く動いていかなければならなくなります。それができないと必要のない数秒の間を作ってしまうことになります。こんなときに途中でカットを挟むと中盤も面白くできるのです。

基本的に、視聴者は長ったらしいダラダラしたものは見ていられません。特にTikTokやYouTube Shorts動画のようなショート動画のプラットフォームだと、すぐに次の動画に飛ばされてしまうので、できるだけギュッと面白いところだけを凝縮している方が離脱 されずに見てもらえるのです。

短くて各カットが面白かったり、なるほどと思わせる部分が含まれていたりすると多く見られます。そうなると、必然的にカットを入れざるを得ません。カットひとつひとつに意味を持たせたり、ひと笑いあった後にすぐ次の笑いを起こさせたりすることもできる。そのぐらいテンポを巻き上げていけるので、カットを多く入れるクリエイターの作る動画は面白いものが多いと考えています。

長野 雅樹

株式会社リンクロノヴァ

代表取締役社長

鈴木 啓太

株式会社リセンダー

社員

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