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フォロワーが少なくてもバズれる!? SNSの“ショート動画”を使いこなすコツ【SNSのプロが解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月21日 17時30分

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(※写真はイメージです/PIXTA)

YouTubeショートやTikTok、Instagramのリールなど、その手軽さから「ショート動画」が人気を博しています。SNSでバズるための活用法を見ていきましょう。SNSコンサルタントであるカイシャイン氏の著書『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より紹介します。

SNSはショート動画の時代

視聴者にとっては動画の尺が短く、スマホの画面を横向きにせず気軽に視聴できるなどのメリットがある縦長ショート動画。

Instagramのリールだけでなく、YouTubeショートやTikTokなど各SNSはテキストや画像よりもショート動画に注力しています。

ショート動画クリエイターを支援する仕組みも整いつつあり、YouTubeショートやLINEVOOMには収益化機能が搭載されています。

日本版Instagramのリールには2023年9月時点で収益化の仕組みはありませんが、アメリカ版では「ボーナスプログラム」が実装されています。

※ ボーナスプログラムとは……100万人未満のフォロワーを持つ米国のクリエイターが、招待を受けた場合にのみ、リールの再生回数に応じて収益を得られる機能

リールを含むショート動画の多くは、AIによってその動画に興味を持ちそうなユーザーにレコメンド表示(おすすめ表示)される仕組みになっています。

投稿すれば自動で一定のユーザーに表示されるため、コンテンツの内容が良ければフォロワーを抱えていなくてもバズるチャンスがある、ということです。

少し前までは「ググるからタグる時代へ」などと言われていましたが、検索よりもレコメンドに振り切った初めてのSNSであるTikTokの台頭により、最近では「タブる」という言葉が登場しています。

SNSの使い方が「タグる=ハッシュタグ検索などを利用して自分で情報を探す」から、「タブる=発見タブなどでSNSがおすすめしてくるコンテンツを見る」に変わりました。

2006年頃〜ググる:Google(検索エンジン)で検索する

2017年頃〜タグる:ハッシュタグで検索する

2021年頃〜タブる:発見タブ(レコメンド機能)を利用して情報を得る

このような背景から、昨今のSNSはショート動画の時代であると言えるでしょう。

〈POINT〉

レコメンド機能のあるショート動画は、フォロワーが少ないアカウントでもリーチを伸ばせる可能性が高い

最近のInstagramでは「リール」が有利なワケ

Instagramでは、発見タブとリールタブにレコメンド機能が採用されています。

Instagramで稼ぎたいなら、まずは投稿を多くのユーザーの目に触れさせて、アカウントを認知してもらうことが第一歩です。

そのために、レコメンド表示されるリールは有効な手段になります。

リール機能がリリースされた2020年8月以前は、フォロワーの多いアカウントのフィード投稿が発見タブに載りやすい状況でした。

たくさんのフォロワーを抱えていて、フォロワーからのエンゲージメントを獲得できていれば、新たなユーザーに露出してますますバズる一方、フォロワーの少ない新規参入者にはチャンスが少なかったのです。しかし、リールが登場してからは状況が一変。

フォロワーのいない新規アカウントでも、リール動画の内容が良ければ一気にリーチやエンゲージメントを伸ばせるチャンスがやってきました。

また、現在の発見タブにはフィードだけでなくリール枠や広告枠も追加されています。

フィードが表示される割合が減ったため、以前と比べてフィードだけでリーチやフォロワーを獲得していくことが難しくなりました。

これからInstagramに参入する場合はフィードよりもリールが有利です。

〈POINT〉

発見タブやリールタブにレコメンド表示されるリールは、新規参入者にとってフィードよりも有利

伝わる情報量は動画>静止画

リールをおすすめするもうひとつの理由は、動画は静止画よりも伝わる情報量が多いからです。

情報伝達量をテキストと比較した場合、画像は7倍、動画は5,000倍だと言われています。

1分の動画から伝わる情報量は、テキストに換算すると約180万語、Webページに換算すると約3,600ページに相当するという研究結果も存在します。

※ アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果

つまり、動画(リール)なら静止画(フィード)では伝えきれない多くの情報を伝えられるということです。

静止画では伝えにくい運用者のキャラクターや属人性のある情報も、動画であれば話し方・声・動きなどで容易に伝えることができます。

表現の幅が一気に広がるため、エンターテインメント性が爆発的に高まり、後述するようなさまざまなフォーマットの誕生にもつながっています。

情報伝達量が多いぶん、動画に入れる情報が少ないと、静止画で表現した場合よりも内容が薄く感じられてしまう側面もあります。

一度再生しただけではすべてを理解しきれないくらいの情報を詰め込むと、有益性が高まり、リピート再生も促せるのでおすすめです。

〈POINT〉

フィード(静止画)では伝えきれない情報も、情報伝達量の多いリール(動画)なら伝えられる

カイシャイン

BEASTAR株式会社 取締役

SNS教育系YouTuber

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