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吉田由美の眼☆佐藤琢磨選手の“顔”が刻まれたインディ500優勝トロフィーが日本初上陸!

&GP / 2017年12月18日 20時0分

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吉田由美の眼☆佐藤琢磨選手の“顔”が刻まれたインディ500優勝トロフィーが日本初上陸!

先頃決定した2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー。その年の1台=イヤーカーや、各部門賞が発表・表彰されたのに加えて、今回は実行委員会が選んだふたつの特別賞が表彰されました。

ひとつは、トヨタ自動車の「ハイブリッド車グローバル累計販売1000万台突破」。そしてもうひとつは、インディアナポリス500マイルレース(以下、インディ500)で日本人初優勝を果たした佐藤琢磨選手です。

■インディ500優勝トロフィーには琢磨選手の“顔”が刻まれる

歴史ある日本カー・オブ・ザ・イヤーでも、レーシングドライバーが表彰されたのは初めてのこと。

そして表彰会場には、佐藤琢磨選手とともに、日本初上陸となるインディ500優勝トロフィー“ボルグワーナー・トロフィー”も姿を現しました。

この純銀製トロフィーは、時価3億円とも4億円ともいわれる貴重なもので、ふたりの警備員に守られながら会場へ。

ちなみにトロフィーには、1911年の第1回大会ウイナー、レイ・ハルーン選手から順に、優勝ドライバーの“顔”の彫刻と名前が刻まれています。101回目となった2017年の勝者、琢磨選手の“顔”の彫刻は、トロフィー正面の足下に! 今後、トロフィーの写真が撮られるたびに、必ず映り込む絶好のポジションです。さすが“持っているオトコ”は違いますね。

ちなみに、ドライバーの“顔”の彫刻は、いったん、実際のドライバーの顔をモチーフにした原寸大の彫刻をつくり、そこから縮小していくという手の込みよう。でも近くで見てみると、あまり琢磨選手に似ていないような気も…(笑)。

そして、琢磨選手の指には、素敵な指輪がキラリ。実はこれ、インディ500優勝者に贈られるチャンピオンリングなのですが、普段使いできる今回のもののほかに、もっと大きな指輪もいっしょに贈られたのだとか。何はともあれ、このリングを所有しているのは、世界でも限られたドライバーのみ。素敵なものを見せていただきました。ありがとうございます。

また近いうちに、日本でこのトロフィーを、そしてチャンピオンリングを見られる機会がくればいいな、と思います。あらためまして、佐藤琢磨選手、おめでとうございます!

Russell LaBounty/LAT Images

(文/吉田由美 写真/吉田由美、本田技研工業)

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