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男前で超軽量!ツエルトの不満を解消した「DDスーパーライト・タープテント」【アウトドア銘品図鑑】

&GP / 2018年6月2日 7時0分

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男前で超軽量!ツエルトの不満を解消した「DDスーパーライト・タープテント」【アウトドア銘品図鑑】

登山や自転車旅ほどではないけれど、オートバイでキャンプ旅をする際もテントはなるべく軽いものを選びたいですよね。重いテントは、バックパックに入れて背負うにしても、リアキャリアに載せるにしても、ライディング時の動きを制限してしまうのですから。

近年はシルナイロンなど薄くて軽く、はっ水性にすぐれたシングルウォール・テントが充実しています。これらはフレーム込みで1.5kg以下! 山岳シーンを考慮した設計で、その機能性ゆえ所有欲を満たしてくれます。半面、なかなか手を出しにくいプライスなのが悩みの種。オートバイ旅では稜線でテントを張ることはほぼなく、宝の持ち腐れとなりかねません。

思い切ってタープ泊という手もありますが、平日の閑散としたキャンプ場ならまだしも、ファミリーが利用する休日のキャンプ場ではかなり異質…。

走り疲れたあとでもサクッと設営できて、なるべくコンパクトに収納できるテントはないものか、探して出会ったのが「DDスーパーライト・タープテント」(3万4800円)。タープ泊の軽快さと、テントの安心感を備えたソロテントです。

▲収納サイズはダウン寝袋(写真上、古いモンベルの「ダウンハガー#4」)とほぼ同じ

では、設営方法をご説明しましょう。

 

■設営手順

小さなポールが1本入っているので、これを後部に差し込みます。

設営したい場所に広げて、6カ所のループをペグダウン。各辺がピンと張るようにしておきます。

付属の張り綱を結びつけ、後部のフレーム部分を引っ張って立ち上げます。

メインフレームは付属していないので、手持ちのトレッキングポールや125cmのポールを2本用意し、外側に取り付けて張り綱で立ち上げます。別売で「DDハイキングポール」という製品もありますが、収納サイズが67cm。リアキャリア用バッグに入れるには長すぎます。収納サイズが50cm以下になるものを探して持って行きました。

裏側にも張り綱を取り付けて、居住空間の圧迫感を軽減させます。

設営完了。幅は約250cmで、大柄の男性でも無理なく眠れます。奥行きは前室まで含めると最大150cmですが、フロア部分だけでみると最大約110cm。寝袋を広げ、リアに積載した道具とヘルメットを入れてぴったりなサイズ感です。

 

■機能

ベンチレーターとメッシュパネルのおかげで、通気性は申し分ありません。気になる居住性は、一番高いところで約95cm。無理なく座れる高さですが、両端は背が低くなっているので、朝、寝袋から身体をおこすと頭がぶつかることも。どの位置で眠ればいいか、自分の体格にあわせてちょうどいい場所を見つけなければいけません。

とはいえ、メッシュパネルもフライシートも大きく開くので出入りが楽。荷物の出し入れも余裕です。今回は舗装路のみのツーリングなのでライトなトレッキングブーツで出かけましたが、オフロードブーツの場合でも、これだけ広いとゆったり座って、脱いだり履いたりできます。

前室はシングルバーナーやトレッキングブーツを収納できるくらいのサイズ感。オフロードブーツは倒しておくなど工夫が必要です。

付属のペグは軽量なアルミ製。四角いので回りにくく、比較的硬い地面でも扱えるというなかなか優秀なものでした。

*  *  *

ツエルトに似ていますが、フロアレスのツエルトとは違い、この「DDスーパーライト・タープテント」は虫や雨の心配がなく、抜群の安心感があります。加えて、ワイドなメッシュパネルで通気性も良し。

本体はたったの710g。これに手持ちのトレッキングポールなどを加えても、1.3〜1.5kgといったところ。山岳用のULテントを比べると「超軽量」とはうたえませんが、キャンプには十分なスペックだし、オトク感あり。なによりも見た目が男前でオートバイに似合います。ソロ・ツーリングなら十分、アリです。

>> DDハンモックス・ジャパン

 

>> 連載[アウトドア銘品図鑑]

(取材・文/大森弘恵)

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