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水で動くSTYLE-D「piana」 懐かしいけど新しい二人乗り自動車

&GP / 2015年10月15日 12時54分

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水で動くSTYLE-D「piana」 懐かしいけど新しい二人乗り自動車

かつてBMWやメッサーシュミットなど、ドイツやイタリア、フランスのメーカーで作られていた超小型の簡易自動車“バブルカー”。

その名の通り、ころんとしたバブルのような丸いフォルムが特徴で、フロント部がドアになっていたり三輪車だったりと、極限までシンプルに造られた車だ。

第二次世界大戦後に需要を失った軍事企業などが作っていたこともあって、その小さな車体に当時の最先端技術がぎゅっと詰め込まれており、走行性や居住性などとは別に、ひとつのアイテムとしてロマンと憧れを感じる車好きも多いようだ。

■世界初!水だけで動く“マグネシウム発電池”搭載のクルマ

そんなバブルカーが、最新装備を備えて現代に登場! それが、2015年10月29日より開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展する、超小型モビリティメーカーのSTYLE-Dが発表したスモールモビリティ「piana」だ。

フロントハッチ式のドア(可動域わずか600mm)を採用した丸いフォルムがまさにバブルカーのコンセプトとそっくり。元TOYOTAのデザインプロデューサーで海外でもトップクリエーターとして知られる山下泰弘氏がデザインし、2013年の「第43回東京モーターショー」で注目を浴びたスモールモビリティのコンセプトカー“D-FACE”を実用化プロトタイプとして完成させた。

しかし、ただノスタルジックな外観だけが売りではない。なんと、世界初の“マグネシウム発電池”が搭載可能なのだ。これは、1ヵ月充電レスで「水」で発電できる画期的な電池で、“リチウム電池”とのハイブリット化が可能だという。水だけで動かすことができるとは、災害時などいざというときにも活躍しそうだ。

また、将来的にはボディのバリエーションを展開し、着せ替え感覚で簡単に新しい外観に変えることができるそう。懐かしさと新しさが同居した超小型モビリティ。車マニアは心くすぐられるかも。

piana
寸法     : 全長2,498mm、全幅1,480mm、全高1,600mm
ホイールベース: 1,520mm
トレッド   : 1,235mm
重量     : 400kg
バッテリー  : 72V 50Ah×2(充電時間3時間)
出力定格   : 8kW ブラシレスモーター
走行距離   : MAX120km
最高速度   : 75km/h
登坂能力   : 20度
その他の特長 : フロントオープン型 電動フロントドア
         (ボディプッシュボタン&スマートキー操作)、
         世界初マグネシウム発電地搭載可能
         (発電機能搭載型次世代 EV)
公式サイト  : http://www.style-d.jpn.com

(文/&GP編集部)

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