見よこのディテール!『2001年宇宙の旅』をもう一度観たくなります
&GP / 2018年11月4日 22時0分
見よこのディテール!『2001年宇宙の旅』をもう一度観たくなります
超絶クオリティのフィギュア造形で知られる「海洋堂」の新たな作品は、SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号! 実際に撮影で使用された54フィート(16メートル)モデルを、1/10スケールで再現。世界で初めて再現されたディテールも含むこのディスプレイモデルは、販売価格130万円(税別)で、受注を開始している。
製品の監修を手がけたのは、世界的に有名な研究者アダム・ジョンソン氏。再現にあたっては、氏の著書「2001 The Lost Science」に掲載された図面を参考に、まず完璧なアウトラインを構築した。
細部ディテールは、数少ない写真と映画の画面から解析。資料が全く存在しない左側側面のディテールは、解明しているディテールを元に推測し、検証した上で3D-CADにて原型を設計。これにより、アナログでは不可能だった表現も可能にしている。
マスターモデルの制作を手がけたのは、海洋堂所属のカリスマ造形師・ボーメ氏。手がけた作品はアートとして展示会に招聘されるほどのクオリティで、世界的にその名を轟かせる造形作家だ。
▲見所となるエンジン部のパイピング。過去に出されたモデル(非公認のものまで)全てを含めも無く、
本製品ではじめて実現
設計された部材の3Dプリントを行ったのは、ハリウッドの映画用プロップも手掛ける世界随一の技術を持つ工場。そしてそれらの部材を組むのは、高い技術を誇るモデラーが名を連ねるプロ集団。雑誌や模型イベントで人気の一流モデラーたちが、ひとつひとつ丹念に仕上げるという、前代未聞の制作体制だ。
そうして出来上がったハンドメイド作品が、今回発表された「Art Master 3D Discovery 1/10スケール -54フィートプロップ完全再現モデル(LIMITED)ディスカバリー号」。コックピット内にはLEDを4灯仕込んでおり発光。スイッチは外観を損ねないよう、コマンドモジュール内に収めている。エンジン部のパイピングは、世界で初めて再現されたのだ。
模型史にその功績を刻む、究極のディスカバリー号。注ぎ込まれた技術を思うと、気が遠くなりそうだ。
>> 海洋堂「 Art Master 3D Discovery 1/10スケール -54フィートプロップ完全再現モデル(LIMITED)」
(文/&GP編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
プラモの達人お墨付き!作るのが楽しい最新プラモデル5選【達人のプラモ術<番外編>】
&GP / 2025年1月11日 7時0分
-
【ジオラマ】かわいいクジラの絵が“まさかの姿”に……? 圧倒的クオリティーのジオラマが「大迫力!」と話題 どんでん返しも
ねとらぼ / 2025年1月7日 21時0分
-
プラモの達人が気になった2024年発売のキャラクター系プラモデル6選
&GP / 2024年12月31日 21時0分
-
マニア向けアイテムと再販が目立った2024年の乗り物プラモを振り返る
&GP / 2024年12月30日 22時0分
-
生きてて良かった…!『ブルアカ』透き通る肌で微笑む「カホ」がメモリアルロビーVer.で立体化―まるで“天が与えた造形”なクオリティ
インサイド / 2024年12月23日 18時15分
ランキング
-
1芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
2賞味期限「2年前」のゼリーを販売か…… 人気スーパーが謝罪「深くお詫び」 回収に協力呼びかけ
ねとらぼ / 2025年1月15日 7時30分
-
3急増する大手黒字企業リストラのシビアな背景…2024年「早期・希望退職」1万人超え、前年比3倍に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
4「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介
マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分
-
5靴下真っ黒で徘徊…87歳老母が冷凍庫に隠していた「うなぎパック50個」の賞味期限を知った50代娘の切なさ
プレジデントオンライン / 2025年1月15日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください