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手軽で楽しい!「Tello」が初めてのドローンにオススメできる3つの理由

&GP / 2019年2月17日 21時0分

写真

手軽で楽しい!「Tello」が初めてのドローンにオススメできる3つの理由

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

突然ですが、みなさん、ドローンって飛ばしたことありますか?

「空撮には興味あるけど、たしかドローンって許可が必要だし」
「そもそもどこで飛ばせばいいかわからない…」
「お店で見たことはあるけど、高価なものだから手がだせない」

このように思っている方、多いのではないでしょうか?

確かに、今ドローンにはさまざまな規制があります。操縦するドローンの重さによっては国土交通省に飛行申請手続きを出さなくてはいけなかったり、十分な広さはあっても国が指定する公園公園では飛ばせなかったり、とか。

もっと敷居が低くて、気軽に始められるドローンはない?とお考えの方にはトイドローンをおすすめ。

現在、ドローンを取り扱っているメーカーからもトイドローンは発売されていますが、なかでも、Ryze Tech (ライズテック)から発売されている「Tello」(1万2800円)は、これからドローンを初めてみようかな、という人におすすめのモデルです。

さっそく紹介しましょう!

■ドローンではなく「おもちゃ」

2018年3月にDJIより発売されているトイドローン「Tello」(1万2800円)。「トイ」という名がつくとおり、ドローンではなく「おもちゃ」なんです。まずは簡単に「Tello」のスペックをご紹介。

■基本情報
本体重量約80g
サイズ:98×92.5×41mm
最高速度:28.8 km/h
最大飛行時間: 約13分
最大飛行高度:10m
カメラ:500万画素
静止画サイズ 2592×1936
動画解像度(最大)HD:1280×720 30fpsp
写真フォーマット:JPEG
動画フォーマット:MP4
操作方法:スマートフォン

重要なポイントは “本体重量” 。「Tello」は重さ80gということで、飛ばす際にはドローン航空法の“対象外”となるため、特別な申請は必要なく、自由に飛ばせます(機体重量が200g以上の場合、「改正航空法」というドローンの法律が適用されるため、飛ばす際には国土交通省の許可が必要になります。ただし、飛ばしては行けない区域、また飛ばす際に、その土地を管轄している団体等に許可が必要になる場合もあります)。

▲カタログスペックでは80gとなっているけど、実際には90g近くあります

サイズは手のひらに収まるサイズ、満充電の状態から13~15分ほど飛行可能。最大飛行距離100m、GPSはないものの5つのセンサーで周囲の状況を把握し、ホバリング維持する「ビジョンポジショニングサポート」が備えられているため、かなり安定した飛行ができます。

■さっそく「Tello」を飛ばしてみた!

「Tello」の操縦はスマホのアプリにて行います。右手のコントローラーで前後左右を操作し、左手で上下と機体の回転を行います。

操縦はドローンを目視しながらでもできますし、ドローンのカメラが移す映像をスマホで見ながら操作もできます。

まずは、空撮で静止画を撮ってみました。

どちらも無風の状態で撮影できましたので、それなりに綺麗な写真が撮れました。

次に動画はというと

操縦している人間(自分)の問題もあるかと思いますが、写真と比べると、映像飛ぶし、ノイズも出るし、あんまり良くはなさそうな印象です。

 

■アクロバット飛行も簡単に!

「Tello」には異なる6種類のフライトモードが用意されており、どれもアプリ画面からタッチするだけで簡単に実行できます。

・8Dフリップ:機体がグルっと縦横8方向に一回転旋回する
・Throw&Go:機体を投げると、そのままホバリングして飛行開始する
・360:機体がその場の位置で一周回転し、360度の向きの動画を撮影
・Circle:円を描くように飛びながら動画を撮影
・Bounce Mode:自動的に浮かび上がり、0.5~1.2m地点から落下。地面直前でまた浮上する
・ Up&Out:後ろ上方に飛びながら、被写体が小さくなるような動画を撮影する

●Throw&Go

空中に「Tello」をポイっと投げることで飛行開始するモード。投げた後は安定したホバリングをしてくれるので、その後普通に操作ができます。

・8Dフリップ

トリッキーな動きを楽しめる「8Dフリップ」。左右だけでなく、前後回転だってできます!

・バウンズモード

自動でアップダウンを繰り返すバウンスモードは、上下に動くものを撮影するときに便利そうですね。

●360

最初に高さだけ調整し、あとはその場で「Tello」が自動で360度回転して、動画を撮影してくれます。

最初の空撮以外、どれも難しい操作は一切していません。それでいて、これだけ様々なアクションができるというのが「「Tello」」の最大の魅力です!

■はじめての「ドローン」としておすすめできる3つの理由

なぜ「Tello」」がはじめてのドローンにおすすめできるか

1.離陸が簡単

初めてドローンを飛ばす人にとって最初の難関になるのは離着陸。一度試してみたけど、上手く離陸できなかった、もしくは着陸できないというという人もいるのではないでしょうか。その点「「Tello」」の離着陸はタッチひとつで行えます。

離陸は、アプリの一番左上にある矢印ボタンを押すことで可能です。上の図のような表示が出るので、真ん中の部分をスライドさせると離陸です。着陸の際も同じ位置のボタンを押せば、自動で降りてきて着地してくれます。

 

2.写真がいい!

空撮する際、本格的なドローンで撮った画像と比べると、解像度はやや物足りないところですが、色味はかなり忠実に出ています。動画に関しては、離れた距離で撮影していると若干遅延が感じられます。また、地上からより高い場所から離れて撮影すると、どうしてもラグが発生しますし、また風の影響も受けるので

 

3.アクロバット飛行も簡単に試せる

「アクロバット飛行」ときくと、ちょっと上級者っぽく思えますよね。でも「Tello」ならそれも簡単!前ページで紹介した「8Dフリップ」もトリッキーな動きをしているようですが、実はスマホでワンタッチするだけ!

▲画面中央の点線の枠内で指でフリップすれば「Tello」がトリッキーに動いてくれる

アプリ内にすでにコマンドが入力されているので、練習などは必要なく、思う存分アクロバティックな飛行を楽しめますよ。

 

■飛ばしてみて気になったこと

飛行時間が思った以上に短い

「Tello」を飛ばして実感したのは、航空時間13分というのが思った以上に短いということ。 飛ばしながら動画を撮ったり、写真を撮ったりしていたら、実際は10分ちょっとというのは、あっという間に過ぎてしまいます。ですので、長時間遊んだり、撮影を楽しんだりしたいという人は、予備バッテリーを2〜3台用意しておくほうがいいかもしれませんね。

2.風が少しでもあるとコントロールを失いそうになる

これはドローン全般にいえることですが、「Tello」のように小型のトイドローンはちょっとの風でもかなり影響を受けます。最高高度の10mの地点で撮影をしていた際に、風の影響をかなり受けているというのが、スマホの映像を通してもわかりました。安定感があるとはいえ、あくまでトイドローン。風で思わぬ方向に流されてしまいます(ちなみに録画はできませんでしたが、風で流されて危うく川にポチャンしそうになったことも…)。

飛ばしてみて個人的に気になった点はありましたが、1万円ちょっとという価格で十分楽しめたので、これからドローンに挑戦しようとする人には、「Tello」はピッタリのモデルだと思います。「Tello」なら室内外とわず練習できるので、ここからドローンライフを始めてみてはいかがでしょうか?

 

>> DJI「Tello」

(文/&GP編集部 野田博記)

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