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失敗しない「ボディ洗浄」の極意【汚れにくいクルマの作り方①】

&GP / 2019年4月27日 11時1分

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失敗しない「ボディ洗浄」の極意【汚れにくいクルマの作り方①】

すっかり暖かくなり、洗車をするのにピッタリの季節がやってきた。今回の洗車特集では、CarGoodsPress編集部が厳選した新製品や定番カーケミカルを使い、愛車をキレイにするだけでなく、劣化したパーツの復元や汚れにくいクルマの作り方を紹介しよう! 今回はボディ洗浄編だ。

[特集]汚れにくいクルマの作り方

ボディ洗浄
ボディ保護
車内清掃
④ウインドウ撥水
⑤足回り洗浄

【失敗しないボディ洗浄のコツ】

素早く洗って水滴を落とすことでボディに水アカなどを残さない!

 

カーシャンプーとスポンジ、水切り道具をまず用意

洗車を行うときは、気温が高い日、強い日差しの下、風が強い日を避けること。気温が高かったり日差しが強かったりすると、ボディに残ったシャンプーの泡や水がすぐに乾いてシミやムラになるからだ。また風が強いと、洗車中にホコリや砂が付いてキズの原因になってしまう。

ボディを洗うときは、ルーフ、ウインドウ、ボンネットと、汚れが流れ落ちてくることを考え、高い場所から洗うようにする。ただしタイヤやホイールがひどく汚れているときは、洗っているときにボディに汚れが飛び散る可能性があるため先に洗うようにすること。

用意する洗車道具は、カーシャンプー、スポンジ(ブラシ)、水切り道具の3点が基本。カーシャンプーは水切りがいい、泡が噴射されるなどさまざまな特徴があるので、自分の使いやすいものを選ぼう。

スポンジ(ブラシ)も好みで選んでいいが、砂や油が付きやすいのでタイヤ・ホイール専用にもうひとつ別に用意しよう。水切り道具はワイパー型とクロス型があり、どちらも普通のクロスよりかなり早く水分を拭き取れるためシミやムラができにくくなる。

ホコリやシャンプーの泡を洗い流す水は、バケツや水道ホースを利用するのが一般的。高圧洗浄機があれば一気に洗い流せて、調節も手元で行えるためとてもラク。家の外壁掃除にも利用できるので、一台所有しておくと何かと便利だ。

 

【汚れ落とし用品】まずはしっかり汚れを落とそう

▼泡立てる必要ナシ!

ハンディ・クラウン
「B&Yスポットシャンプー」(オープン価格)

トリガーを引くと、泡だったシャンプー液が噴出。泡立てる作業が必要なく、ムースのような状態になるので流れ落ちにくい。シャンプー液が垂れてムダになることがなく、ブラシでじっくり洗うことができる。

 

▼ねんどを滑らせる

プロスタッフ
「魁磨き塾 プロ技ねんどクリーナー(S153)」(実勢価格:970円前後)

ねんどを手でこねて柔らかくしたら、スポンジの真ん中の穴に装着。水はスポンジから出てくるので何度も水につける必要がなく、とても持ちやすい。ボディ上の鉄粉が、ねんどに吸着されていく。

 

▼グローブ型で腕が楽チン!

ソーアップ
「P-52 鉄粉・水アカ取りグローブ」(実勢価格:2180円前後)

グローブの片側は特殊ラバー粘土で、鉄粉と水アカを同時に落とす。もう片側の表面は高保水性の洗車グローブで、粘土面を使う前の汚れ落としとして使う。

 

▼かけた水が素早く落ち吸水作業がとてもラク!

シーシーアイ
「スマートフローシャンプー」(実勢価格:1200円前後)

親水ポリマーを配合しており、ボディへのシャンプー後は水引き被膜を形成。洗い流した水がサァーっと引いていき、水切りがとてもラク。ウォータースポットも付きにくい。

(手順1)水を含ませたスポンジに液を直接たっぷりつける

(手順2)よく泡立ててから部分的に塗り込むように洗っていく

(Before After)

▲右側(Before)はまだシャンプーを使っていないため水滴が残ったまま。左側(Afrer)はシャンプーをかけた後で、水がサーッと引いている

【洗車道具】すき間もキレイに洗えて洗車がとてもはかどる!

▼泡立ちバツグン

アイオン
「プロユーススタイル プラスセーヌ コーティング施工車用スポンジモップ」
(実勢価格:3000円前後)

13mm厚のPVAスポンジは水分とシャンプーをたっぷり含み、泡立ちや泡持ちがバツグン。全長は1.5mあるので、ルーフの奥まで届きやすく、タイヤも立ったままでラクに洗える。

▲スポンジはほどよいコシがあり、ボディやガラスにピッタリフィットする。柄を外して手元を持って洗うこともできる

 

▼ブラシが長く一度に広く洗える

ハンディ・クラウン
「B&Y やわかるバーブラシ ルーフ用」(実勢価格:1700円前後)

全長が約420mmと長く、ブラシ部分の面積も大きい。一度に洗える面積は通常のスポンジの約2倍で、作業効率がとてもよい。黄色い毛先部分は柔らかくて洗いやすく、塗装面に優しい。

▲長いのでルーフ部分も洗いやすい。グリップ部分はウレタン加工されており、ボディに当たってもキズがつきにくい

 

▼スポンジグリップで滑りにくい

オートバックス
「GORDON MILLER ソフトカーウォッシュブラシ ショート イエロー」(970円)

全長270mmのショートグリップタイプブラシで、持ち手はスポンジ加工されているため手元で洗いやすい。毛先はキズがつきにくい先割加工がなされている。

▲ブルーとイエローの色合いがスタイリッシュ。価格もとてもリーズナブルだ

 

▼下回りの汚れを簡単に落とせる

ヒダカ
「高圧洗浄機 HK-1890本格洗車セット (カーシャンプー付き)(hk-1890-h-carspset)」(3万8664円)

最大許容圧力 12.0MPa(常用吐出圧力 9.0MPa)の高圧水を噴射。汚れ落としが格段にはかどる。先端のパーツを取り替えることで、さまざまな汚れに対応できる。

▲付属のウォッシュブラシは、先端から低圧噴射の水を出しながらこすり洗いができる

▲付属のフォームランス プラスは、泡立ちのいいシャンプー液を噴射。水だけの噴射もできるので、すすぎも簡単

 

【水切り道具】残った水を素早く落として水アカを発生させない!

▼三角ポケットですき間も入りやすい

プロスタッフ
「速吸水 モモンガクロス」(実勢価格:980円前後)

590×260mmの大判サイズで、表面はふわふわのマイクロファイバー製。ボンネットの広い範囲も一気に吸水できる。吸水後に水を絞れば、吸水力はすぐに復活する。

▲角は三角ポケットになっており、手を入れてすき間を拭き取りやすい。手で固定しやすいので、下に落とす心配も少ない

 

▼広い範囲を一気に吸収

アイオン
「プラスセーヌ プレミアム コーティング施工車用超吸水セーム」
(実勢価格:1500円前後)

約690×430mmの大きめクロスで、微細な連続気孔が水滴を素早く吸収。絞れば吸水力がすぐ回復する。糸くずが出なPVAスポンジ素材で、芯材入りの三層構造になっている。

▲同社の「プロユース スタイル プラスセ ーヌ コーティング施工車用スポンジモップ」と合体すると持ちやすくなる低摩擦タイプでスムーズに作業ができ、コーティング施工車にも優しい

 

▼局面にもフィットする

ソーアップ
「 P-43 ダブルブレードワイパー」(実勢価格:1300円前後)

ボディやガラスに優しいシリコンブレードが2枚付いており、軽く滑らせるだけで水滴を素早く取り除くことができる。柔らかいので曲面にもフィットしやすい。広いルーフ部分でも、ラクに作業ができる。

▲ハンドル部分は凹凸がついているため、指をしっかりかけて持てる

 

>> 汚れにくいクルマの作り方

本記事の内容はCarGoodsPress88号76-77ページに掲載されています

(文/平岡祐輔 撮影/糠野伸)

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