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車載&ハンディ「扇風機」、最も快適な風を送るのはどれ?【最新人気カー用品ライバル対決!】

&GP / 2023年7月25日 21時0分

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車載&ハンディ「扇風機」、最も快適な風を送るのはどれ?【最新人気カー用品ライバル対決!】

【最新人気カー用品ライバル対決!】

カーエアコンの冷気があまり効かない席や、効率よく車内に冷たい空気を循環させたいときに便利なのが、クルマ用の扇風機。ほどよい風量で涼めて、電源にモバイルバッテリーを使えばエンジンをかける必要もない。今回は車載タイプ、ハンディタイプでそれぞれ特徴のある3機種を実際に使用して、どんな人に向いているのかを検証した。

 

<車載ファン>

カシムラ「USB扇風機 ヘッドレスト取り付け(KJ-191)」は長いアームとジョイントにより、風の向きを広く変えられるのが特徴。本体は小さいものの、アームを伸ばせば顔の近くまで移動できるので、涼しさはしっかり感じられる。

大自工業「カーファン 8インチ(CF-200)」は羽根が大きい分、風量も強め。暑い日にしっかり涼みたい人におすすめだ。首振り機能も付いているので、広い範囲に風を送りたいときに便利だろう。

クレトムは、薄くスリムなデザインの扇風機を探している人におすすめ。狭い車内で使っていても圧迫感がなく、スマート。取り付け用のクリップも大きいので、アシストグリップなどへの取り付けも簡単だ。

 

■ロングアームで向けられる角度が広い!

カシムラ
「USB扇風機 ヘッドレスト取り付け(KJ-191)」(実勢価格:3280円前後)

▲扇風機の後ろに座った人のほか、アームを動かせば運転席や助手席に座った人にも風を向けられる

左右のヘッドレストシャフトに強力バネ内蔵のアームを挟むだけで簡単に取り付けられる。風量は弱、中、強の3段階に変えられ、扇風機を向けられる角度もかなり広い。USB電源ケーブルは本体一体型で長さ3m。

▲首振り機能付きなので、風の当たりすぎを防げる

▲電源ケーブルの途中に付いているスイッチで、電源オフ・弱・強を切り替えられる。固定用のネジ穴も付いている

 

■強めの風を堪能でき首振り機能もうれしい!

大自工業
「カーファン 8インチ(CF-200)」(実勢価格:4280円前後)

▲クリップ部分が大きく、アシストグリップをしっかり挟み込む

約200mmという大きな羽根を装備しており、強にすればかなり涼しい。クリップでしっかり固定でき、首振り機能も付いている。電源ケーブルの長さは約3mで、アクセサリーソケットから給電する(24V車専用)。

▲3段階調節できるアームと360°調節できるボールジョイントにより、好みの向きに調整可能

▲電源コードの途中にはスイッチが付いており、面ファスナーでシートなどに取り付けて固定できる

 

■奥行きが薄いデザインなので車内での圧迫感が少ない

クレトム
「薄型カーファン(SA-377)」(実勢価格:3980円前後)

▲大きなクリップが付いており、しっかり挟んで固定できる

風量は強弱の2段階に調節でき、手動の首振り機能も付いている。電源コードは約5mと長いので、後席に本体を取り付けたまま、前席にあるアクセサリーソケットまでラクに届く。

▲本体の奥行きが約5cmと薄くてスタイリッシュなデザイン。車内での圧迫感も少ない

 

【車載タイプ結論】

車内のいろいろな人が涼みたいならカシムラ、強風を出したいなら大自工業、オシャレなデザインを探しているならクレトムが◎

 

<ハンディファン>

暑い日に野外でも風で涼めることで人気のハンディ扇風機。シンプルかつかわいいデザインでカバンにも入れやすい大きさに加え、デスク上でも使えることもあり、ここ数年は夏の風物詩にもなっている。今回は、今年発売された新機種を集め、実際に使用して実力をチェックした。

リズム「Silky Wind Mobile 3.1」は、直接風を顔にしっかり浴びたい人におすすめ。カラビナ付きなので、バッグに引っ掛けておけば移動中でもすぐに使用できる。

エレコム「ECLEAR flow flow ハンズフリーファン」は、ハンディ扇風機を首に掛けているのを他人に見られるのが恥ずかしいと思う人でも使いやすいデザイン。首掛けのほか、服の中に風を送り込んだり、卓上に置いて使ったりすることもできる。

シロカ「ハンディファン」も首掛け、ハンディ、卓上で使用でき、卓上では充電しながら使えるのが便利だ。抗菌使用なので、衛生面にこだわる人も安心で、異常な温度上昇を防止する機能も備える。

 

■2重反転ファンで風が遠くまで届く!

リズム
「Silky Wind Mobile 3.1(9ZF036RH)」(実勢価格:2980円前後)

▲約6時間の充電で、最大10時間稼働。カラーはホワイト、ミズイロ、ダークグレー

2枚の羽根が逆向きに回転するので、まっすぐ遠くまで強い風を届けてくれる。ハンディ、ハンズフリー、デスクと3wayで使用でき、バッグに取り付けやすいカラビナも装備している。

▼ファン部分は110度まで曲げることができる!

▲ファン部分は110度まで曲げられるので、首に吊るしたまま顔に風を送れる

▼風量は4種類ありターボモードも可能

▲スイッチを押すごとに、弱・中・強・ターボの4段階で風量を変えられる

 

■扇風機に見えないオシャレなデザイン

エレコム
「ECLEAR flow flow ハンズフリーファン FAN-U234GN」(4730円)

ファン部分が隠れていて、扇風機には見えないオシャレなデザイン。付属のストラップで首に掛けたり、ベルトに掛けたり、卓上用としても使用できる。風量は3段階に調節可能だ。

▼クリップをパンツに掛ければ風を服の中に送り込める!

▲背面にはクリップが付いているので、パンツやベルトに掛けて使うこともできる

▼クリップを立てれば卓上用にもなる!

▲背面のスタンドを起こせば、卓上用扇風機としても使用可能

 

■ストラップ付きで持ち運びもラク!

シロカ
「ハンディファン(SF-H431)」(実勢価格:2420円前後)

軽量コンパクトなので持ち運びしやすく、ハンディ、首掛け、卓上の1台3役。風量は弱、中、強の3段階で調節できる。抗菌仕様で、清潔に 使えるのもうれしい。

▼首掛けストラップを使えば、顔に風を直接当てられる!

▲首掛けストラップ付きで、ファン部分を90度曲げれば顔に直接風を当てられる

▼卓上扇風機としても利用できる!

▲付属の充電台に挿せば、卓上扇風機にもなる。充電も同時に行えるのが便利

 

【ハンディファン結論】

風をしっかり浴びたいならリズム、デザイン重視ならエレコム、衛生面や温度上昇などお安心性能重視ならシロカがオススメ!

※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号別冊付録12-13ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【最新人気カー用品ライバル対決!】

<取材・文/平岡祐輔 写真/澤田和久>

 

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