洗面グッズやガジェットなどの持ち運びに便利なトラベルポーチ5選【&GP 旅モノグランプリ2024】

＆GP / 2024年12月19日 21時0分

【&GP 旅モノグランプリ2024】

初めて行く街や国はもちろん、何度も通うお気に入りの場所だって、"旅"はいつでもワクワク感を味わわせてくれるもの。そんな旅を快適にしてくれるのが、旅モノ＝旅行用品です。モノメディア「&GP」ではこれまで、数多くの旅モノを紹介してきました。そこで今回、それらの中からオススメアイテムを決めるべく「&GP 旅モノグランプリ」を開催。旅行のエキスパートと編集部の旅好きが厳選した“旅モノ”を10のカテゴリーに分けてご紹介していきます。

▲「&GP旅モノグランプリ2024」選考委員会：（左から）世界5大陸を回った&GP編集長／澤村尚徳、年間50フライト以上をこなすフォトグラファー・ライター／村田尚之氏、航空・旅行アナリストで帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師／鳥海高太朗氏、仕事と映画の聖地巡礼で世界を飛び回るオセアニア好き旅ライター／相川真由美氏、コーヒーの生産地巡りがライフワークの＆GP旅モノ担当／円道秀和

■洗面グッズなどの小物はきっちり整理して持っていきたい？

旅に必要なコマゴマしたアイテムをまとめたい！　そんな時に頼りになるのがトラベルポーチ。普段はあまり持たないけど、旅する時はシェーバーをはじめとする洗面グッズや歯ブラシなどのエチケット関連をひとまとめにしている人も多いはず。

「全部ポイっと入れば適当でいいじゃん！」なんてことをいっているアナタ。実は案外、食わず嫌いかも。自分に合ったポーチを使って、タイパ＆整理上手になってみては。

ということで、とっておきトラベルポーチ、揃えてみました。

＊　　＊　　＊

澤村　ポーチって、持ち主の性格がガッツリでるアイテムだと思っているんだよね。

円道　きっちり並べたり、とりあえずガサッと入ればいいとか、それぞれありますよね。

澤村　僕の場合、探すのが手間だから、きっちり整えておきたいのね。例えばモンベルの「トラベルキットパック L」なら、上段をシェービングフォーム、化粧水、美容液、カミソリで埋める。4ポケットだから何を選び入れるのかが悩みどころなんだけど。

村田　これはベーシックで使いやすそう。しかも軽いし、アウトドア系の良さが出てる。

円道　ちなみに編集長は、ほかに何をポーチに入れてるんですか？

澤村　さっきの4つと、日焼け止めにマウスウォッシュに電動歯ブラシ、ナイロンタオルをセットにしてる。あと薬。

円道　結構必携アイテム多いんですね。

鳥海　僕は吊り下げられるタイプが気になるかな。職業柄、ビジネスクラスでもらったポーチをそのまま使うことも多いんです。

相川　コラボだったりビジネスクラスでもらえるアメニティポーチは優秀ですよね。直置きタイプが主流なのと、必要最低限の容量という印象。

澤村　滞在先のシンク周りって水濡れしがちだから、常に吊り下げておきたいんだよね。

相川　吊り下げタイプなら、無印良品の「ポリエステル　吊るして使える着脱ポーチ付ケース」は、中央が着脱できて、私の周りでも2WAYで使えると発売当初から話題でした。

円道　殿堂入りの名作ですよね。滞在先は合体させて、移動中はポーチだけと使い勝手がイイ。思わず手が伸びる価格帯だし。

澤村　ミステリーランチ「MISSION DOPP KIT　LARGE」は、6Lと大きめだけど必要アイテム全部入れるならこれくらいもアリ。

村田　僕はミレストの「UTILITY ハンギングオーガナイザー 2L」が好み。サイズも豊富だし、定型タイプ。スーツケースの中で何丁目何番地って区画分けしたい派なので。

円道　容量がいろいろあるからガジェットポーチにするのもいいですよね。

相川　ちなみにマタドール「フラットパックジッパートイレタリーケース」は、30D Cordura素材で28gと超軽量。見た目がとにかくイイので個人的にオススメの一品です。

鳥海　僕はポーチにとりあえず突っ込んでおきたい派なので、コレがベストですね。

円道　濡れたアイテムもそのまま入れて乾燥できるスグレモノ。シャワールームに持っていきたいから、吊り下げループがあるのはありがたい。

澤村　マタドール、カッコイイから、所有欲もガッツリ満たされそう。出した時に「おっ！」って目を引く感じだよね。

鳥海　トラベルポーチってそこまで気にしてなかったけど、視点が違うとかなり面白い。いやぁ〜勉強になるなぁ！

ートラベルポーチ部門ー

＜大賞＞

■ビジュアルの良さと、“いつのまにか中身も乾いてる”が使いやすい！

とりあえず入れておけばOKのシンプルさと見た目のよさが光る一品（鳥海さん）

カラバリもシックなものが揃っていて、ちょっと見せたくなる（相川さん）

マタドール
「フラットパックジッパートイレタリーケース」（3850円）

バスルームでの吊り下げはもちろん、フラットボトムデザインなので、シンク横に自立させても使えます。透湿性のある独自機能を持つ30D Corduraを採用し、密閉しても中身が徐々に乾燥するのも旅先では重宝します。液体保管ポーチとしても優秀で、シーリングジッパーと溶着構造で、旅に持参したい化粧水などの水漏れも防いでくれる頼もしさ。使わない時はぺたっとフラットに畳めるので、予備にもう一枚入れておけば、プールやビーチでのちょっとした荷物入れとしても使えそうです。

ーMaker’s Recommendー
マタドール独自のDry-Throughテクノロジーが本当に優秀です。歯ブラシ等に残った水分も徐々に乾いてくるので、次に使うときに嫌な気分になりません。また、水を含まず水弾きもするコーデュラ素材は、サッと拭けば水気がとれるので、風呂場にも持っていきやすく使い勝手がよいです。（エイアンドエフ／川上さん）

>> マタドール

＜タイパ実現賞＞

■中身が一目瞭然！使いたいアイテムの迷子防止＆タイパに貢献確実です

実際に使ってみて軽いし、S字フック付きでどこでも掛けれるのが便利（澤村）

上段の裏側にはポケットがあるので、ハンドタオルなども収納できますよ（円道）

モンベル
「トラベルキットパック L」（3740円）

上段には4つのボトルや細長いアイテムが入るポケット、その裏のファスナーを開ければタオルなどが入るスペース。さらに下段はハブラシや日焼け止め、ボトルなどがそのままストンと入るメッシュポケットと、とにかく収納力抜群。モノが迷子にならず、スムーズに身支度できます。吊るして使えるS字フック付きで、狭い場所でも全開できるのは旅先で重宝するはず。Mサイズもあるので、Lは預け入れ荷物に、Mは機内持ち込み用などと分けて使うのもオススメ。

>> モンベル

＜殿堂入りで賞＞

■1度使ったら、リピ買い確実の超名作！　店頭で見かけたら即買い必須

無印といえばスーツケースが有名ですが、それに並ぶ人気アイテムのひとつ！（円道）

取り外せるポーチが◎。メッシュだから中身が一目瞭然です（相川さん）

無印良品
「ポリエステル　吊るして使える着脱ポーチ付ケース」（1790円）

広げると全3段の壁掛けケースに早変わり。中央のポーチは着脱でき、移動中はポーチに歯ブラシや化粧水などを入れて持参、到着後のホテルで再度装着して使うなどコレひとつでさまざまなシーンに対応できます。ポケットやポーチの表面はメッシュタイプで中身も確認しやすく整理もカンタン。開けずに目視できるのはありがたいところ。バックル付きでカチッと留めれば程よくコンパクトに収まるのもポイント。

>> 無印良品

＜旅先でも自宅環境構築賞＞

■全部丸っと持っていきたい！6Lでその望み叶えてあげましょう！

クラムシェル仕様で全部盛りが可能な大容量っぷり！（澤村）

ゴムループで色々留められるのは便利ですよね（鳥海さん）

ミステリーランチ
「MISSION DOPP KIT LARGE」（9680円）

今秋にアップデートしたばかりの同ポーチ。最大の特徴は、洗面道具をスマートに収納可能なギミックが満載な点。メッシュ裏のゴムループは、ハブラシやカミソリなどがしっかり留められ、その使い勝手は目からウロコ。家族全員分だってごちゃっとせずに整然と並べられます。小さめジッパーポケット、縦入れできるポケットなど、普段使いのボトルやアイテムがそのまま入るので、「自宅と同じ環境で旅先でも過ごしたい！全部持って行く！」なんてトラベラーにも6Lのたっぷりサイズで応えてくれます。

>> ミステリーランチ

＜区画整理が簡単賞＞

■マチ広ポーチとポケットが収納力抜群！シリーズで揃えれば統一感も

こちらも取り外せるポーチが秀逸。マチ広めがいいんですよね（円道さん）

シリーズで揃えればスーツケース内の区画整理がラクに！（村田さん）

ミレスト
「UTILITY ハンギングオーガナイザー 2L」（2970円）

旅のさまざまなシーンに寄り添うミレストのオーガナイザーは、マチ広めの上段と取り外せるポーチタイプの中段、薄型ポケット下段と3つで構成。ポーチもたっぷりマチで見た目以上に収納力があります。撥水性と強度を備えたCORDURAポリエステル生地を採用し、旅先でもガシガシ使えて、180度ぐるりと囲んだファスナーは引き手が丸く指を引っ掛けてスムーズな開閉をサポート。同一デザインの「MILESTO UTILITY」シリーズでまるっと揃えれば、スーツケース内もスッキリスマートにまとまります。