機能性やリスニングスタイルの多様化が拡大! 2024年の「イヤホン」ベストバイ3選【GoodsPress Award 2024】
&GP / 2025年1月2日 20時0分
機能性やリスニングスタイルの多様化が拡大! 2024年の「イヤホン」ベストバイ3選【GoodsPress Award 2024】
【GoodsPress Award 2024】
音質やノイキャン、バッテリーなど性能競争がひと段落した感のあるワイヤレスイヤホン市場。今年はオープンイヤー型モデルの台頭により選択肢の幅が大きく広がった。そんな中、プロの目に止まった逸品とは!?
* * *
今年のイヤホン市場も、やはり主役はワイヤレスイヤホン。ただ「定番のノイズキャンセリング技ジュルの進化や高音質化に加えてオープンイヤー型が台頭し、多様化が進んでいます」とAV評論家の折原さん。
大賞モデルのJBL「TOUR PRO 3」はノイキャンの性能と音質、タッチスクリーン付き充電ケースの革新性で、使う楽しみと所有感を両立したトップモデル。「オールラウンダーで1台選ぶならコレ」とプロも太鼓判だ。
一方、Bowers&Wilkins「Pi8」は、高価格帯ながらポータブル・オーディオ音楽愛好家の期待を裏切らない超高音質モデル。9月発売ながら今年のハイエンドの決定版といえる傑作だ。
そして今年の注目である、耳を塞がないオープン型のワイヤレスイヤホン。中でもHUAWEI「FreeClip」は、最新のイヤカフ型デザインが便利で「日常使い、ビデオ会議、スポーツやアウトドアでも活躍する万能モデル。利用シーンの多さではベストバイ」と絶賛。
ワイヤレスイヤホンはスタイル別に複数台所持する時代に突入した。
AV評論家 折原一也
1979年生まれ。PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。2009年よりVGP審査員・ライフスタイル分科会副座長
【GoodsPress Award 2024】
ーデジタル・ガジェット部門 イヤホンー
<大賞>
■タッチスクリーン搭載の充電ケースが唯一無二!
JBL
「TOUR PRO 3」(4万2900円)
多機能モデルですが、名門JBLの最上位モデルとして昨年モデルより音質もノイズキャンセルも大幅パワーアップした所が隠れた評価ポイント。ガジェット好きなら、スマート充電ケースの未来感で指名買いもアリ!
音質と多機能性の融合に成功したプレミアムイヤホン。タッチスクリーンディスプレイ搭載のスマート充電ケースは音量調節や曲送りだけでなく、ノイズキャンセリング設定も操作可能。JBL独自の「True Adaptive Noise Canceling」は、周囲の音環境をリアルタイムで解析。まさに全方位に優秀なモデルだ。
▲11mmダイナミックドライバーとカスタムバランスアーマチュアによる高音質サウンド。LDACコーデックにも対応
▲空間オーディオは「JBLSpatial Sound」搭載。映画や音楽、ゲームがより臨場感ある音響体験も可能だ
<ハイエンド賞>
■解像度抜群のサウンドに脱帽!
Bowers&Wilkins
「Pi8」(実勢価格:7万2600円前後)
2024年のワイヤレスイヤホンの音質トップモデルですが、同時に“英国紳士が選ぶイヤホン”と表現したい上質なデザイン。見た目重視で選んでも絶対に後悔しませんよ
英国の名門オーディオ・Bowers & Wilkinsの最上位。12mmカーボンドライバーと独立DACアンプを搭載し、音楽のディテールまで再現する音質が特徴。圧倒的な情報量とイヤホンの存在が消える音像重視のサウンドは絶品だ。
▲ノイズキャンセリングの切り替えやイコライザー設定が可能な専用アプリ。マルチポイント接続の接続管理も簡単
<トレンド賞>
■オープン型なのに迫力満点のサウンドが◎
HUAWEI
「FreeClip」(2万7800円)
とにかく装着感が快適で、一度身につけたら普通のワイヤレスイヤホン以上に装着しっぱなしになる可能性大。ワイヤレスイヤホンを所有している人の2台目モデルにもオススメ
2024年2月発売かつオンライン販売中心でのスタートながら、目ざとい愛好家から絶大な支持を受けたオープン型の革新的モデル。“イヤカフ型”と呼ばれる独自のクリップ型デザインが特徴で、重低音と臨場感重視のサウンドが楽しめる。
▲オープン型に向けたHUAWEI独自のドライバ設計により、聞き取りやすいハキハキした高音と力強い低音を両立
※2024年12月6日発売「GoodsPress」1月-2号合併号22ページの記事をもとに構成しています
<文/折原一也>
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