機能性とファッション性を併せ持つ極上の「ヘッドホン」4選【GoodsPress Award 2024】
&GP / 2025年1月3日 20時0分
機能性とファッション性を併せ持つ極上の「ヘッドホン」4選【GoodsPress Award 2024】
【GoodsPress Award 2024】
長らく音楽好きの本格アイテムとされてきたヘッドホンだが、今やファッションアイテムとしてライトユーザーにも支持されている。ここでは革新的モデルやファッショナブルなモデルなど今年を象徴する逸品を選出!
* * *
新たな技術に新たなスタイル…2024年はヘッドホンにとって変化の年となった。
「ただ高音質のみを追求して受賞したヘッドホンは1機種もありません」とAV評論家の折原さんは断言する。
まず、大賞モデルのnwm「nwm ONE」は、ヘッドホン型でありながら耳を覆わず、装着スタイルからして決定的にユニーク。普通に考えると音漏れしそうだが、そこは独自のPSZ技術でケア。
「着けていて非常にラクだし、音質も想像以上に本格派。音楽だけでなく仕事にも最適。ヘッドホンの対象はこれ以外ありえません」と絶賛する。
もうひとつのトレンドは、Z世代により首に掛けて“見せる”スタイルの浸透だ。
「ソニーの『ULT WEAR』は、若者向けの“ULT”なスタイルの両立がいい。でも真の勝者はアップルの『AirPods MAX』ですね。今年USB-C版の新機種も出ましたから」
Sonosは高価格機らしくDolby Atmosのサラウンドに対応。ヘッドホンは突き抜けた個性がなければ選ばれない時代に突入した。
AV評論家 折原一也
1979年生まれ。PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。2009年よりVGP審査員・ライフスタイル分科会副座長
【GoodsPress Award 2024】
ーデジタル・ガジェット部門 ヘッドホンー
<大賞>
■オープンエア型なのに臨場感が抜群!
nwm
「nwm ONE」(実勢価格:3万9600円)
ガジェット好きが思わず「試してみたい」と感じる未来型ヘッドホン。でも、これは見かけ倒しでなく、音質も音漏れなさも装着感もマイク性能もすべて本当に優秀。一度試したら即買いしたくなること間違いなし
日本の音響技術から誕生した、穴の開いたワイヤレスヘッドホン。まず耳が開放されるので装着感が良く、着けていてラク。周囲の音も聞こえるが音漏れは小さく、ライブ会場のような臨場感で聴ける異色のモデルだ。
▲中高域用の12mmツイーターと低域用の35mmウーファーで、開放型ながら低音もパワフルで厚みあるサウンド
▲不要な方向への音波(正相)を逆相の音波でキャンセルする独自のPSZ技術により、音漏れが激減
<重低音振り切り賞>
■ブースト機能がイマドキの若者向け
ソニー
「ワイヤレスノイズ キャンセリング ステレオヘッドセット『ULT WEAR』」(3万3000円)
「ソニーだから安心」と言いたくなる定番機。ハッキリとZ世代がターゲットですが機能もバランス良く、ソニーが続けてきた重低音サウンド好きなら大人でも買っていいですね
ソニーが若者向けに新発売した「ULT WEAR」。ノイズキャンセル対応だけでなく、低音と臨場感をブーストする“ULT”ボタンを搭載。デザインもファッション好きが身につけるのにマッチする。
▲重低音とクリアなボーカルを楽しめる「ULT1」、パワー感を強調する「ULT2」と使い分け可能だ
<ベストダークフォース賞>
■人気ブランド初のワイヤレスヘッドホン
Sonos
「Sonos Ace」(7万4800円)
率直に言ってこの製品の魅力に気づいていない人が多いです。デジタルオーディオの雄であるSonosが作り込んだ高音質・多機能ヘッドホンはまさに優秀です
ホームスピーカーやサウンドバーで知られるSonosが初めて手がけたヘッドホン。Dolby Atmos対応でバイノーラルレンダリングによる最大7.1.4chというイマーシブ性能もユニークだ。シンプルで洗練されたデザインも上質さにこだわる人向け。
▲独立アンプを搭載し、高解像度再生を可能にするカスタム設計のドライバを搭載と音質志向の設計だ
<審査会特別賞>
■USB-C搭載で使い勝手が爆上がり!
Apple
「AirPods MAX」(8万4800円)
高額だが音質も機能も良い本モデルの人気を再燃させたのは、オシャレなインフルエンサー達。USB-C端子で実用性も上がったこともあり、僕もちょっと欲しいですね
Apple製品憧れのフラッグシップヘッドホンが今年、USB-C端子搭載にリニューアル。ノイズキャンセリング機能はもちろん、独自のH1チップ搭載、空間オーディオ対応、Apple製品間との連携と、今でもその魅力は超一流だ。
▲独立アンプを搭載し、高解像度再生を可能にするカスタム設計のドライバを搭載と音質志向の設計だ
※2024年12月6日発売「GoodsPress」1月-2号合併号23ページの記事をもとに構成しています
<文/折原一也>
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