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【世界の街角】飛行船が生まれた場所、南ドイツのフリードリヒスハーフェンを歩く

GOTRIP! / 2019年6月25日 6時30分

温暖な気候と美しい町の数々、アクティビティの多さから、ヨーロッパ屈指のバカンス先として人気を誇るボーデン湖。湖畔の町からはこれまでに、中世騎士の城が丘の上にそびえるメーアスブルクや、「ドイツ版ヴェネチア」とも呼べる美しい島リンダウの魅力を紹介してきました。

今回紹介するのは、これら2つの場所のちょうど真ん中に位置するフリードリヒスハーフェンという町。湖畔沿いにはプロムナーデや美しい公園が広がるほか、町の中心部は人々の活気で溢れています。歴史的な街並みはあまり残されていないものの、湖畔から望む雄大なアルプスやグルメ、ナイトライフなど、バカンスを楽しむには十分すぎるほどのアトラクションがそろっているのは確かです。

またフリードリヒスハーフェンは、飛行船が誕生した地としても知られています。飛行船を開発したのはフェルディナント・フォン・ツェッペリン(ツェッペリン伯爵)という人物。軍を退役してから飛行船開発に専念をし、1900年に念願の飛行船第一号を完成させました。彼が開発した飛行船は「ツェッペリン」の名で親しまれ、人々の希望を乗せて世界各地を周遊したのです。

そんなツェッペリンの歴史や技術について触れられるのが、湖畔に立つツェッペリン博物館。館内には当時の資料や船内で使用されていた食器類のほか、世界各国から船員が持ち帰った品々も展示されています。またラウンジや客室など旅客船の内部も再現されており、飛行船での旅の様子を一部だけですが垣間見ることができます。

ツェッペリン博物館のすぐ近くにあるのが、「モーレトゥルム」という展望台。防波堤の先に立ち、20メートルの高さから町並みやボーデン湖、雄大なアルプスが望めます。

アルプスは霞んでしまうこともよくあり、ここまでくっきりと見えるのは珍しいのだとか。

博物館や展望台がある地点からは、湖畔に沿って1キロほどプロムナーデが続きます。通り沿いのカフェやレストランでは、ボーデン湖の美しい眺めとともに食事を楽しんでいる人が沢山。楽しそうな声があちこちから聞こえ、通り全体が活気ある雰囲気に満ち溢れています。

さらに歩くと整備された公園があり、アルプスを背景に大きな噴水が上がっている様子が見られます。

公園には飛行船を抱えたツェッペリン伯爵と思われる像も。町にはこのほかにも飛行船をモチーフにしたオブジェや遊具が点在し、「飛行船の町」としての誇りが伝わってくるようです。

飛行船が生まれたまちフリードリヒスハーフェン。活気あふれるプロムナーデを散策しながら、ヨーロッパらしいバカンスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

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