これだけは絶対!魅惑のスペイン・アンダルシア地方でしたい4つのこと
GOTRIP! / 2016年10月31日 8時0分
スペイン南部に位置するアンダルシア地方。太陽がまぶしく照り付ける褐色の大地に、かつてイスラム勢力が力を伸ばしたエキゾチックな風景が広がります。
スペインを代表する観光地として世界中の人々を惹きつけるアンダルシア地方で絶対にしておきたい4つのことをご紹介しましょう。
・世界遺産めぐり
かつてこの地を支配したイスラム王朝の遺産が残るアンダルシア地方は、世界遺産の宝庫。「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」、「セビリアの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館」、「コルドバ歴史地区」、「ウベダとバエサのルネッサンス様式の記念碑的建造物群」、「ドニャーナ国立公園」の5つが世界遺産に登録されています。
とりわけ、「千夜一夜物語」の世界、グラナダのアルハンブラ宮殿と、「円柱の森」と呼ばれる幻想世界が広がるコルドバのメスキータ、スペイン最大の大聖堂、セビーリャのカテドラルは必見です。
これらの世界遺産を訪れれば、そのスケールの大きさだけでなく、細部まで丹念に施された精巧な装飾の数々に感動せずにはいられません。
アンダルシア地方が誇る世界遺産は、この地で繰り広げられた壮大な歴史ロマン、かつての華やかな文明を今に伝えているのです。
・イスラム建築を堪能
アンダルシア地方には、かつてのイスラム支配の名残を伝えるイスラム建築が各地に残されています。グラナダのアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータ、セビーリャのアルカサルといった世界遺産に登録されている建築物にもイスラム様式の影響が色濃く残っています。
そうした有名な建築物だけにとどまらず、街角に残る小さな邸宅や狭い路地にいたるまで、アンダルシアの街を歩けば、随所にイスラム支配の面影を見ることができます。
イスラム文化の影響が残る、中庭のあるレストランやホテルでひとときを過ごし、アンダルシア地方ならではのエキゾチックな雰囲気を堪能するのもいいでしょう。
アラブ街が残るグラナダでは、アラブ風雑貨のショッピングや、アラブ風のカフェやレストランで、中東のお茶やデザート、食事を楽しむこともできます。
スペインのなかでも他の地方とはひと味違うユニークな体験ができるのがアンダルシアを旅する楽しみなのです。
・フラメンコ鑑賞
日本でも知らない人はいないほど有名なスペインの民族舞踊フラメンコ。フラメンコを観るなら、やはりアンダルシアに限ります。
アンダルシア地方はフラメンコ発祥の地で、なかでもセビーリャはフラメンコの本場といわれています。セビーリャにある「フラメンコ舞踊博物館」では毎日本格的なフラメンコショーを開催。
鬼気迫る表情、激しく地面を打ち鳴らすステップ…全身全霊で情感を表現する本場のフラメンコの迫力はすさまじく、文字通り目が釘付けに。ダンサーの息づかい、一挙手一投足から目が離せません。
「情熱の国スペイン」を肌で感じるフラメンコ鑑賞は、きっと忘れられない瞬間になるに違いありません。
フラメンコ舞踊博物館公式サイト:http://www.museoflamenco.com
・白い村を訪問
アンダルシア地方のあちこちに点在する、絵画から抜け出してきたかのような白い村。地中海を望むメルヘンチックな街並みが広がるミハスや、「スペインで最も美しい村」に選ばれたこともあるフリヒリアナをはじめ、一面に白の世界が広がる街並みは、アンダルシアを旅するなら一度は見ておきたい風景です。
アンダルシアの青い空によく映える白い街並みと、周囲の自然とが調和した風景に心が洗われるかのよう。伝統的な家々を守りながら丁寧に暮らす人々の日常が垣間見えるのも魅力。できれば白い村に宿泊し、観光客の少ない朝や夜の雰囲気もゆっくりと楽しみたいところです。
イスラム教とキリスト教の文化が融合した独特の風景が訪れる人々を魅了して止まないスペイン・アンダルシア地方。ほかにも、闘牛観戦や地中海リゾートなど、その魅力は尽きることがありません。
いままで見たことのない素敵な風景を探しに、アンダルシアに出かけませんか。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
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