札幌市東区で相次ぐラーメン店などが荒らされる被害…入り口のガラスが割られ店内の釣り銭用“500円玉”50枚入りケースが盗まれる 他の事件との関連も捜査

ラーメン店などが荒らされる事件が相次いでいる札幌市東区で、新たに別のラーメン店が被害に遭っていたことがわかりました。

時崎愛悠記者
「窃盗被害にあったラーメン店です、入り口を見るとガラスが割られ、段ボールで補強されています」

新たに被害に遭ったのは、札幌市東区北32条東18丁目のラーメン店「麺の房（めんのぼう）たけ田」です。

店によりますと、今月８日夜８時から翌９日の午前２時の間、何者かが入口のガラスを割って店に侵入し、釣り銭用の500円玉が50枚、２万5000円分入ったケースが盗まれたということです。

麺の房たけ田 竹田雅輝 店主
「深夜２時に用事があって店に来た。その時に窓ガラス、ドアか割られていたんで通報した感じ」

店内に目立って荒らされた跡はなく、カウンターから見えない場所に置き忘れた、釣り銭用の500円玉がケースごと盗まれました。

麺の房たけ田 竹田雅輝 店主
「ここ最近、ちょっと物騒な話が多かったので（お金を）持ち帰ること多かったが、その日に、たまたまその500円玉を１本置き忘れてきて。話には聞いていたので、不安には思っていたが、まさかウチが…って感じも」

札幌市東区では、この店から南に４キロほど行った苗穂町地区で、今月４日夜から５日にかけてラーメン店など３軒が荒らされれているのが見つかったばかりです。

今回の店を含め、いずれも入口や窓のガラスが割られ、店の中に侵入したり、侵入しようとしたりした跡がありました。

警察は、今回のラーメン店の事件と、苗穂町地区の３件の事件との関連を調べています。