【巨人記録室】８試合のうち７試合で先取点を献上 開幕７連敗右腕の課題明確

６回を終え岸田（左）に声をかけられる赤星（カメラ・宮崎　亮太）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―４ヤクルト（２日・東京ドーム）

　巨人先発の赤星は２回に先取点を許すなど、６回を３失点で敗戦投手。開幕から７連敗となった。チームで開幕から７連敗以上は、７４年に９連敗の高橋一三に次いで、７５年新浦寿夫、０５年桑田真澄、１７年宮国椋丞の７連敗と並び５人目だ。

　今年はリリーフで登板した８試合に勝敗なしの防御率１・０４。それが先発での８試合で７敗、防御率４・２９だから対照的となっている。先発した試合でイニング別の失点を見ると

月・日　回　１２３４５６７

４・１７神●００２００

　　２４中●２０００００１

５・　１ヤ●３０１００

　　１８広●０００１２

　　２５神●０１０１

７・１５神●０００２０

　　２６Ｄ－０１００１

８・　２ヤ●０１０００２

　８試合のうち７試合で先取点を献上。味方打線の援護に恵まれない試合も多いが、序盤の失点は防ぎたいところだ。（阿部　大和）