【ボーイズリーグ】大阪都島ボーイズ、22年ぶり夏に躍進4強!今春関東王者との好投手対決制す
スポーツ報知 / 2024年8月4日 16時57分
◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会 ▽小学生の部・準々決勝 大阪都島ボーイズ(大阪北支部) 6―1 深谷ボーイズ(東日本ブロック)(8月4日・住之江公園野球場)
大阪都島ボーイズが、今春の関東ボーイズリーグ大会を制した深谷ボーイズを破って準々決勝を突破した。小学生の部では今大会最長ブランクとなる22年ぶりの夢舞台で、4強入りを決めた。
大塚が〝背番号1対決〟を制した。春の関東王者の先発は、最速108キロを誇る好右腕・橋本。しかし、大阪都島のエース左腕もMAX107キロと負けていない。「(橋本との投げ合いを)意識はしていました。絶対に点を取らせないピッチングをと。負けたくない気持ちがありました」と誇りを胸に、先発マウンドへ向かった。
その左腕を、まずは打線が援護した。両軍無得点の2回2死一塁。岸本が適時二塁打を放ち、先取点を挙げた。3回には2死三塁で4番を担う大塚が右前タイムリーして、自らを援護。この全国大会に向けて1か月前から、同じボーイズの中学部の投手と対峙(たいじ)することで講じてきた〝スピードボール対策〟の成果を見せた。
大塚は毎回走者を背負いながらも、3回まで無失点。4回に適時二塁打されて1点差に詰められたが、これで気合を入れ直した。5回に仲間が3点を追加したことも追い風に5、6回を1安打に抑えて、6安打1失点で完投。バットでも2安打2打点と投打に奮起し「ヒットは打たれたけど、ピンチで粘りのピッチングをできました。最高です。準決勝も勝って、優勝して、みんなで笑って終わりたいです」と、さわやかな笑みを浮かべた。
◇両チームスタメン
【大阪都島】
1 二 山内
2 中 福田
3 捕 松岡
4 投 大塚
5 三 西本
6 一 古賀
7 左 影山
8 遊 岸本
9 右 深野
【深谷】
1 二 石田
2 投 橋本
3 一 影山
4 右 永躰
5 左 石川
6 中 中島
7 捕 南雲
8 三 小暮
9 遊 伊藤
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