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高山善廣、TAKAYAMANIA終え感謝のメッセージ「立ち上がって皆さんに挨拶できるように努力します」

スポーツ報知 / 2024年9月5日 17時57分

3日のTAKAYAMANIAに登場し鈴木みのると抱き合った高山善廣

 頸髄(けいずい)完全損傷の大ケガとの不屈の闘いを続けているプロレスラー・高山善廣(57)の公式ブログが5日までに更新され、3日に東京・後楽園ホールで行われた「TAKAYAMANIA EMPIRE3」に集ったファンへの「帝王」からの感謝のメッセージがつづられた。

 高山は2017年5月4日のDDT大阪・豊中大会でのリング上の事故で負った大ケガで首から下が動かない状態となり、長期のリハビリ生活中。開催自体、19年8月26日の「EMPIRE2」以来5年ぶりとなった支援大会「TAKAYAMANIA」のメインイベントでは、高山の盟友・鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44)がシングルマッチで激突した。

 高山はメインイベント終了後、鈴木に呼び込まれ、約7年4か月ぶりに公の場に登場し、リングイン。鈴木との「時間無制限1本勝負」のシングルマッチも行われ、大きな話題を呼んだ。

 更新された公式ブログで、高山は「リングに上がる前はアレも話そう、コレも話そうって思いながらずっと考えていたけど、いざ上がって『大高山コール』を受けたら、もう何も言えなくなってしまって『ありがとう』しか言えませんでした」とつづると、「本当に今まで募金をして下さった皆さま、会場へ来てくれた皆さま、選手の皆さん、スタッフの皆さんに感謝の言葉、お礼を言いたかったけど、泣いてしまって喋れなくてすみませんでした」と正直に続けた。

 その上で「大高山コールはやっぱり、プロレスラー高山善廣の一番の弱点だって昨日、改めて感じました。『大高山コール』を受けると、必ず試合に負けてたからね! 昨日は負けどころか、泣かされてしまいました。皆さん、本当にありがとうございました。今後もリハビリに励み、立ち上がって皆さんに挨拶できるように努力します。本当にありがとうございました。高山 善廣」と締めくくった。

 さらに公式ブログでは、「TAKAYAMANIA EMPIRE3」で集まった募金総額も発表され、スタッフによる「募金総額は¥2,284,715となりました(コチラの金額は募金箱に入れていただいた金額です)。ご来場いただきましたTAKAYAMANIAの皆様、チケットが買えなかったのに募金箱だけを、わざわざ持ってきていただいた方、わざわざ募金箱を持ちに来てくれた選手の皆様、試合前、試合後に募金箱を持ってくれた選手の皆様、本当に本当にありがとうございます。皆様からのご声援に応えるべく、少しづつではありますが、確実に前進していきたいと思います。心より感謝申し上げます。高山 善廣 TAKAYAMANIAスタッフ」という感謝の言葉がつづられた。

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