【ヤクルト】石川雅規が青木宣親の引退試合登板へ思い語る「最後に同じグラウンドに立てるのはうれしい」

ヤクルト・石川雅規は盟友・青木の引退試合への思いを語った（カメラ・長井　毅）

　ヤクルト・石川雅規投手が３０日、青木宣親外野手の引退試合に向けて思いを語った。神宮外苑での投手練習に参加した左腕は、１０月２日の広島戦（神宮）に向けて「どういうタイミングで出るかわからないですけど、最後に同じグラウンドに立てるというのはうれしいですね」と心待ちにした。

　盟友との思い出について「いっぱいありますよね。あれだけヒット１本に懸ける思いが強い選手は見たことがないですし、あれだけ成績を残しても試行錯誤しながら前を向いてやるという彼の姿勢は同世代としてすごく勉強になりましたね」と、しみじみ。「ゲームを決める一打だったり守備は僕自身も助けられましたし、アメリカに行って、また戻ってきてからの彼のリーダーシップはチームも僕も助けられた」と振り返った。

　「本当にありがとうという気持ちが大きい」と石川。長らく一緒にチームを支えてきた後輩の花道を自身の投球で彩る。