パドレス指揮官「特別な夜になった」 ワイルドカード初戦快勝でドジャースとの地区シリーズへ王手

　◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ　パドレス４―０ブレーブス（１日・米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）

　ナ・リーグ西地区２位でポストシーズン（ＰＳ）に駒を進めたパドレスが、前日９月３０日（日本時間１０月１日）のダブルヘッダー第２戦でＰＳ進出を決めたブレーブスを破って先勝し、ドジャースとの地区シリーズ進出に王手をかけた。

　初回にタティスの２ランで先制したパドレスは、２回にヒガシオカの中犠飛で追加点を奪うと、８回にはまたしてもヒガシオカがダメ押しのソロを放った。投げては先発のキングが、７回８９球で５安打無失点、１２奪三振の快投。ＭＬＢ公式ＳＮＳによるとポストシーズン初先発で、無四球無失点で１２三振を奪ったのは史上初の快挙だった。

　パドレスのシルト監督は、重要な意味を持つ初戦の快勝を「特別な夜になった」と振り返りながら、７回無失点１２Ｋという快投で試合を作った先発のキングを「彼はファンタスティックだった。すべてがうまくいっていた。シンカーはよく動いているように見えたし、チェンジアップもすごかったし、スライダーもよかった」と絶賛していた。