大麻所持疑いでボーカル逮捕のバンド 年内ライブを全キャンセル「事態を重く受け止め」

「ＫＵＺＩＲＡ」メンバーが逮捕

　音楽レーベル「ＰＩＺＺＡ　ＯＦ　ＤＥＡＴＨ　ＲＥＣＯＲＤＳ」は２日までに公式ＳＮＳを更新。所属する３人組バンド「ＫＵＺＩＲＡ」のボーカル・ギターの末武竜之介が大麻所持の疑いで逮捕されたことを報告した。

　インスタグラムに１日付で「ご報告とお詫び」のタイトルで「この度、弊社とＲＡＤ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ（株）で共同マネジメントを行っているバンド『ＫＵＺＩＲＡ』のメンバーである末武竜之介に、大麻所持に関する疑いが浮上し、当局により逮捕されました事を報告いたします。ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」と発表。「現在、事実関係を確認中であり、確認が取れ次第、関係各位に速やかにご報告致します。また、今後の処遇につきましては、捜査の進捗（しんちょく）を見守りつつ、厳正に対処してまいります」としていた。

　一夜明けた２日は「今後のＫＵＺＩＲＡの対応につきまして」としてアップし、「この度の事態を受け、年内に予定されている全てのライブについて、各主催者様と協議の上、キャンセルさせていただくことを決定致しました」と改めて報告。

　「バンドメンバー一同、この度の事態を重く受け止めており、深く反省し今後の行動を改めて参ります。また、弊社およびＲＡＤ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ（株）としても、メンバーへの指導を徹底し、信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります」とした。

　またバンドの公式サイトでも文書がアップされ、「活動を楽しみにしてくださっていたファンの皆様、関係者の皆様に対し、信頼を裏切る結果となってしまったことを重ねてお詫び申し上げます。ＫＵＺＩＲＡメンバー一同（熊野和也、シャー：Ｄ）」とつづった。

　ネットでは「このようになって残念です」「楽しみにしてたのに」「反省して」などの声が上がっている。