大阪ダービーはＣ大阪に軍配、ＤＦ西尾隆矢が決勝ゴール Ｇ大阪は９試合連続未勝利に

C大阪・西尾隆矢

◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２９節　Ｃ大阪１―０Ｇ大阪（２日・ヨドコウ桜スタジアム）

　４８度目となる大阪ダービーはＣ大阪が１―０でＧ大阪を下し、ホームでのダービーを３連勝とした。一方、Ｇ大阪は９試合連続勝ちなしと苦しい状況となった。

　Ｃ大阪は前半１７分、右サイドでＤＦ阪田澪哉、ＭＦ北野颯太とつないだパスを得点ランキング１位のＦＷレオセアラがゴール前で受けるものの、相手ＧＫ一森純の好セーブにより止められてしまう。ペナルティーエリア左からのＦＫではＭＦルーカスフェルナンデスが直接ゴールを狙うも、再び一森がゴールを守りきった。Ｃ大阪が１０本近くシュートを放つなか、Ｇ大阪は０本と苦しい時間が続いたが、０―０で前半は折り返した。

　後半開始３分、ＦＫを獲得したＣ大阪が先制した。ペナルティーエリア右にいたパリ五輪Ｕ―２３日本代表ＤＦ西尾隆矢がフリーで右足を振り抜き、ゴール左へ。５月以来となる今シーズン２得点目を挙げた。後半３７分にはＧ大阪ＭＦウェルトンが右足でネットを揺らし、同点に追いついたと思われたが、オフサイド判定に。１点を守り切ったＣ大阪が勝利した。

　台風１０号の影響で８月３１日開催予定だった大阪ダービーは１０月２日の水曜日に開催。２００４年以来となる水曜開催だが、チケットは完売。２万１９６２人がスタジアムに足を運んだ。