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アストロズ・菊池雄星が2戦目救援か3戦目先発の両にらみの心境語る「きょうにしても、明日にしても、持てるもの全部出す」

スポーツ報知 / 2024年10月3日 0時29分

アストロズ 菊池雄星

 ◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ アストロズ―タイガース(2日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイド・パーク) 

 シリーズ黒星発進となったアストロズの菊池雄星投手が、第2戦開始前に、記者会見に応じ、第3戦への意気込みを語った。初戦開始前にエスパーダ監督は、3試合制で初戦を落とせば後がなくなる状況を踏まえ、第2戦に緊急救援登板する可能性も示唆しつつ、第3戦での菊池が先発する基本方針を明かした。菊池の主な質疑応答は以下の通り。

◆菊池に聞く。

 ―2日(日本時間3日)の2戦目で救援登板か、第3戦の先発もある状況。

 「数日前に、もしかしたら、2戦目も中継ぎで待機してもらうかもしれないと言われた。どういう状況になるか分からないですけど、常に行けるように早く準備したい」

 ―今の心境。

 「我々としては2つ勝つしかない。今日投げるにしても、明日先発するにせよ、とにかく自分の役割をしっかりしたいですし、打者1人1人、全力を出し切って、いけるところまでいきたいと思います」

 ―タイガース打線の印象。

 「左打者にいい打者が多いという印象ですね。だからしっかりと左打者を抑えることが鍵になるかなと思っています」

 ―昨年ブルージェイズとしてワイルドカードで救援登板。去年と心境の違いは。

 「正直、きょうに関しては、中継ぎで出る可能性があるということなので、特別変わったことはない。ただ、もし明日先発することになれば、ポストシーズン先発がひとつ自分自身の目標でもあったので。1勝1敗で迎える明日については、非常に待ちに待ったというか、僕自身が目指していたところなので、楽しみですね」

 ―きょうの中継ぎ、第3戦先発と、大事な役目を任された心境は。

 「(英語で)Blessing!! Blessing!! 去年も相手の左打者が多く、中継ぎで行ってくれと言われて行きました。きょうに関しても左打者が並ぶ打線で、しっかり流れを断ち切れるように。今日投げるにしても明日投げるにしても、大事なところになると思うので、意気に感じて、持てるものを全て出したいと思います」

 ―2戦目の救援登板に準備しつつ、3戦目の先発に備える。

 「そこはちょっと難しいですね。特に(調整は)変えていないです。きょう(2戦目)かもしれないし、明日(3戦目)かもしれないというところで、登板前日のルーチンを昨日もやって、きょうもやる。両睨みという形になると思います。大きく変えずにやります」

 ―2日(同3日)はブルペン待機。

 「そうです」

 ―公式戦より、継投が早くなるポストシーズンの戦い、ペース配分の違いは。

「どうでしょうね。僕、レギュラーシーズンから全力で投げているので。配分とかは変わらないと思います。ただ、考え方として、長打、ホームランは短期決戦で避けなければいけないところなので、多少、四球でもいいやというところは必要となってくると思いますか。そこは、レギュラーシーズンとは違うのかなと思います。でも、基本的には攻め方は一緒、マインド的にも常に全力、一球入魂というところは変わらないかなと思います」

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