寺地拳四朗が“一夜明け会見” 世界2階級制覇達成で「次は統一戦。4団体統一もしたい」
スポーツ報知 / 2024年10月15日 13時24分
◆プロボクシング ▽WBC世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦12回戦 〇同級1位・寺地拳四朗 (11回TKO) 同級2位クリストファー・ロサレス●(10月13日、東京・有明アリーナ)
WBC世界フライ級王座決定戦で11回TKO勝ちして、世界2階級制覇を決めた前WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者でWBC世界フライ級1位・寺地拳四朗(BMB)が15日、都内のホテルで喜びの記者会見。「リーチの長い相手に距離も取れて、上下も思っていたように散らせていた。手数も少ないかなと思ったけど、少なくなくて、いい動きで良かった」と振り返った。指導する三迫ジムの加藤健太チーフトレーナーは「試合前から体重を作れたし、フィジカル、メンタルとも良い状態で臨めた」と満足そうに話した。
拳四朗は元WBC世界同級王者で同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)を強打で攻めて、ロサレスは序盤から鼻出血。拳四朗は「折れたのが分かった」と振り返ったが、結局、11回開始早々、医師が続行不可能と判断。レフェリーが試合を止めた。今年1月に右拳を手術したが、試合後は手術したところが少し腫れた。「頭痛はないし、昨日も寝られたので筋肉痛はなかった。でも、今日になって筋肉痛がやってきた」と激闘ぶりを振り返った。
ロサレスがレイノソ・トレーナーの指導を受けている縁から、スーパーミドル級の3団体統一王者カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)が来日して応援していたが、拳四朗も試合後には対面することができた。「ミーハー心で写真も撮ってもらいました」と拳四朗はうれしそうに目を細めた。
この日の勝利で、世界戦15勝目となり、日本人世界王者では、並んでいた元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高を抜き、井上尚弥(大橋)、井岡一翔(志成)に次ぐ単独3位となった。今後については「統一戦をやりたいな、と。4団体統一したい気持ちはある」と強い思いを口にした。相手については「具体的な名前はない」と言い、機会があれば、どの王者との対戦でも歓迎だ。加藤トレーナーによると、今後は1か月ほど休養に充て、来春の防衛戦または統一戦を目指していく。
戦績は32歳の寺地が24勝(15KO)1敗、29歳のロサレスが37勝(22KO)7敗。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
元世界王者の鼻破壊!寺地拳四朗が具志堅用高超え世界戦15勝 単独日本歴代3位「ブレないボクシングを目指す」
スポーツ報知 / 2024年10月14日 6時10分
-
拳四朗 2階級制覇達成「第2章を見せたい」フライ級で4団体統一が標的 世界戦15勝目は具志堅抜き3位
スポニチアネックス / 2024年10月14日 4時15分
-
「めっちゃ緊張した」拳四朗が2階級制覇 具志堅超えの世界戦15勝目…WBC世界フライ級王座決定戦
スポーツ報知 / 2024年10月13日 20時8分
-
階級アップの寺地拳四朗は余裕の200グラムアンダーで計量パス ロサレスは全裸でクリア
スポニチアネックス / 2024年10月12日 13時17分
-
寺地拳四朗、対戦相手応援の“カネロ”・アルバレスに「僕の強さ、見せます」 レイノソ・トレーナーはカネロの来日ファイト希望明かす
スポーツ報知 / 2024年10月11日 17時18分
ランキング
-
1岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月15日 11時23分
-
2大谷の背後に映った不気味すぎる観客「気づいてしまった…」 ネット裏の男女に米戦慄
THE ANSWER / 2024年10月15日 7時11分
-
3メッツがドジャースに雪辱、1勝1敗に…大谷翔平は2試合ぶり無安打
読売新聞 / 2024年10月15日 8時46分
-
4佐々木朗希、MLB挑戦ならド軍最有力も 米記者が指摘する意外な“難点”は「大谷翔平」
Full-Count / 2024年10月15日 11時5分
-
5日本ハムCSファイナル進出!新庄監督の奇策連発ことごとく的中でノリノリ、勢いマシマシ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月15日 11時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください