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巨人・桑田真澄2軍監督、雨天中止を“有効活用”で団結力アップ フェニックスL初優勝の原動力に

スポーツ報知 / 2024年10月29日 5時25分

みやざきフェニックス・リーグで初優勝し集合写真で笑顔を見せる巨人ナイン

 巨人の桑田真澄2軍監督(56)が28日、21回目の開催で初優勝したみやざきフェニックス・リーグの戦いを総括した。6勝1敗4分けの勝率8割5分7厘をマークし「最初にいろんなことに思い切って挑戦しようと伝えた。選手たちが頑張ってくれた」と振り返った。

 中盤以降は雨天中止が増えたが、DeNAとのCS最終ステージの戦いを教材にしたミーティングを宿舎で実施。投手からは「先頭打者への四球」、野手からは「失投を逃さない確実性」「得点圏の場面で適時打を打つ難しさ」などが課題として挙がったという。

 伝えたかったのは、1軍での活躍を見据えて逆算する思考を持つ重要性。「最終的にああいう場面で活躍できることが目標。そのための実力をどう付けていのくか」。意図をくんだコーチ陣が、空いた時間で面談を行うなどしてサポート。「団結力が優勝につながっていったのかな」とコーチ、裏方の支えにも感謝した。

 チームは29日から新体制で来季へ向けてスタートする。「(各選手が)いい時間を過ごしてくれたと思う。長所を伸ばすこと、課題を克服することの2点に集中してやってもらいたい」と期待した。(小島 和之)

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