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ドジャースのフリーマンが先制2ランでワールドシリーズ史上初の6試合連続本塁打 右足首捻挫も大舞台で大活躍

スポーツ報知 / 2024年10月30日 9時16分

◆米大リーグ ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース―ドジャース(29日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、3勝0敗で王手をかけて迎えたワールドシリーズ第4戦の敵地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、「3番・一塁」のフレディ・フリーマン内野手(35)が4試合連続となる本塁打を放った。初回1死二塁で、先発右腕L・ヒルのスライダーを右翼席に運ぶ先制の6号2ランを放った。

 フリーマンは地区優勝を決めた9月26日(同27日)の本拠地・パドレス戦で一塁を駆け抜けた際に、右足首を捻挫。レギュラーシーズン残り3試合は欠場し、ギリギリの状態でポストシーズンに強行出場したが、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズの全11試合のうち3試合を欠場し、本塁打なしと苦しんでいた。

 だが、ワールドシリーズに入ってからは絶好調。第1戦で1点を追う延長10回2死満塁で、右翼席へワールドシリーズ史上初となる逆転満塁サヨナラ本塁打を放って、チームに勢いをもたらした。第2戦ではT・ヘルナンデスと2者連続本塁打を放ち、第3戦では一塁に左肩を負傷している大谷がいる状況で先制の2ランを運んだ。

 第3戦の試合後にフリーマンは「ただチームを信じるだけ。自分を信じ、チームを信じ、ロッカールームを信じる。これから70三振しても気にしない。勝ちさえすれば」と、頂点への思いを口にしていた。ワールドシリーズでは、ブレーブスに所属していた21年から6試合連続の本塁打。ワールドシリーズン6試合連続本塁打は、17、19年のアストロズのスプリンガー(現ブルージェイズ)の5試合を超えるメジャー史上最長記録となった。ワールドシリーズ第1戦からの4試合連続本塁打も史上初だ。

 ワールドシリーズ3連勝中のドジャースは、4試合連続での先取点。これまでワールドシリーズで負けなし3連勝だったチームは全24チームがワールドチャンピオンに輝き、2敗以上したチームはない。

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