大谷翔平、左肩の状態「大丈夫なことを祈っています」 ３試合強行出場で再検査へ、手術の可能性も

◆米大リーグ　ワールドシリーズ第５戦　ヤンキース６―７ドジャース（３０日、米ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　大谷翔平投手（３０）、山本由伸投手（２６）の所属するドジャースが、ワールドシリーズ第５戦の、敵地・ヤンキース戦で、ワールドシリーズ史上最大となる５点差をひっくり返す劇的な逆転勝ちをして、４勝１敗で２０２０年以来４年ぶり８度目のワールドチャンピオンに立った。大谷はメジャー７年目の移籍１年目、山本はメジャー１年目で悲願の頂点に立った。

　大谷はワールドシリーズ第２戦で二盗を試みてスライディングをした際に左肩を亜脱臼。連日痛み止めの注射を打ち、テーピングを施して、可能な限り温め続けるなど必死の努力で第３戦からの３試合に強行出場し、第４戦では安打を放ってスライディングも見せた。

　試合後にＭＬＢ・ＴＶに出演し、左肩の状態について問われると「これからまた再検査しなくてはいけないんですが、大丈夫なことを祈っています。もう痛み止めを打たなくていいので、ホッとしています」と明かした。第３戦の試合後には手術の可能性についても、「今の段階では問題ないんじゃないかなと思っています」と話しながら、「まず今シーズンが全部終わった後にまた改めてそれなりの検査をして（判断する）」と明かしていた。