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【侍ジャパン】早川隆久が初ブルペン 「重さと縫い目も全然違う」国際球とピッチクロックの対応にも自信

スポーツ報知 / 2024年10月31日 17時59分

ブルペンで投げ込む早川隆久(カメラ・小林 泰斗)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(11月9~24日)に出場する侍ジャパンの事前合宿が31日、宮崎市清武総合運動公園で行われ、早川隆久投手(楽天)が初ブルペンに入り、課題と収穫を得た。

 1球、1球、国際球の感触を確かめるように丁寧に投げ込んだ。29球。「思い通りボール自体はコントロールできたので、残りはボールの質というところを改善していきたいと思います」と登板後は課題と収穫を口にした。

 本格的な投球練習は24日のフェニックス・リーグ、ソフトバンク戦(SOKKEN)以来だったが、制球力は抜群。直球にカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークと持ち球を全て使い、心地よいミット音を鳴らし続けた。「変化球の状態は確認した中で、ボールがいつもと違うので、そこの感覚とすり合わせたんですけど、ちょっと違う部分もちらほら見えたので、そこを修正というのと、真っすぐ自体もそこまで自分のいつも通りのボールは投げられなかったので、そこもうまくボールにマッチできれば」。徐々にシーズン中の感覚を呼び起こす。

 「重さも、縫い目も全然違う」と、NPB球との違いに若干の戸惑いも見せたが、「この短期間でしっかり自分が合わせられるようにしていきたい」と、対応への自信を口にした。

 今大会は20秒のピッチクロックも採用されているが、「基本的にバッテリーでのコミュニケーションを取って、サイン交換さえスムーズにいけば、いけると思うので、そこに関してはあまり不安視していない。そういうコミュニケーションというところをしっかり取れるようにやります」と不問とした。

 今季自己最多11勝をマークした犬鷲軍団のエースが世界に名をとどろかせる準備を着々と進める。

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