ＳｉｘＴＯＮＥＳ・松村北斗、初共演の松たか子は「ずっと知った仲みたいに接してくれた」…坂元裕二氏は芝居力絶賛

舞台あいさつに登壇した（左から）山田兼司プロデューサー、吉岡里帆、松村北斗、松たか子、森七菜、脚本の坂元裕二氏（カメラ・竹松　明季）

　女優・松たか子、ＳｉｘＴＯＮＥＳ・松村北斗が１３日、都内で行われた映画「１ＳＴ　ＫＩＳＳ　ファーストキス」（塚原あゆ子監督、２月７日公開）完成披露舞台あいさつに出席し、お互いの印象を明かした。

　結婚１５年目に夫（松村）を事故で亡くした主人公・カンナ（松）が、夫と出会う直前の日にタイムトラベルし、恋をするオリジナル・ラブストーリー。脚本は坂元裕二氏が務める。主演の松は、上映後の観客を目の前に「皆さんにみていただけてすごく幸せです」。松村も「ものすごく密度の高い映画ですよね」と本作の魅力を語った。

　松は初共演の松村の印象を聞かれ、困り顔で「人気者…。思ったよりシルエットがちゃんと見える方だなって」と独特な言い回しで表現。松村は「松さんは、僕の輪郭がはっきりしているとしか言わない」とぼやきながら、「会った初日から距離感と話し方が変わらない方。ずっと知った仲みたいに接してくださるので、夫婦役を演じられた」と感謝した。

　脚本の坂元氏は「松さんと映画をつくることは念願だった」と感慨深げ。さらに、松村の演技を「２９歳と４５歳の役を演じ分けてらして、お芝居の力にびっくりしました。ＣＧを超えていく俳優の力を見させていただいた」と絶賛した。

　イベントには、共演の女優・吉岡里帆、森七菜、山田兼司プロデューサーも出席した。