【高校サッカー】前橋育英―通経大柏の決勝戦に歴代最多５万８３４７人…２４年Ｊのリーグ戦最多５万７８８５人を上回る

優勝し喜ぶ前橋育英イレブン（カメラ・中島　傑）

◆第１０３回全国高校サッカー選手権▽決勝　前橋育英（群馬）１―１（ＰＫ９―８）流通経大柏（千葉）（１３日・国立競技場）

　前橋育英（群馬）が、流通経大柏（千葉）をＰＫ戦で破り、７大会ぶり２度目の優勝を果たした。

　高校サッカー優勝経験のある強豪同士の一戦には、５万８３４７人が来場。これまで最多の埼玉スタジアムで行われた１９年度大会決勝の静岡学園（静岡）―青森山田（青森）で記録した５万６０２５人を上回り、歴代最多を記録することになった。

　２４年のＪリーグと比較しても、際立つ入場者数となった。昨年のＪの公式戦の最多は、６万２５１７人が駆けつけたルヴァン杯決勝の名古屋―新潟だったが、リーグ戦の最多は７月１３日に国立で行われたＦＣ東京―新潟で、入場者数は５万７８８５人。改めて高校サッカー人気を証明することになった。

　◆全国高校サッカー選手権決勝の観客数上位と対戦カード

　〈１〉５万８３４７人

　２４年度　国立競技場

　前橋育英（群馬）１―１（ＰＫ９―８）流通経大柏（千葉）

　〈２〉５万６０２５人

　１９年度　埼玉スタジアム

　静岡学園（静岡）３―２青森山田（青森）

　〈３〉５万５０１９人

　２３年度　国立競技場

　青森山田（青森）３―１近江（滋賀）

　

　〈４〉５万４１９４人

　１８年度　埼玉スタジアム

　青森山田（青森）３―１　流通経大柏（千葉）

　〈５〉５万４０９０人

　１５年度　埼玉スタジアム

　東福岡（福岡）５―０国学院久我山（東京）