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800メートルの落合晃、世界大会は「出場だけではなく結果を求めたい」4月から駅伝の強豪・駒大で世界を目指す

スポーツ報知 / 2025年1月13日 19時52分

滋賀学園高・落合晃

 日本陸連は13日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われているU20オリンピック育成競技者研修合宿を報道陣に公開。800メートルで日本記録を持つ男子の落合晃(こう、滋賀学園高3年)、女子の久保凛(東大阪大敬愛高2年)、女子1500メートルで昨年のU20世界選手権(ペルー)代表のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高2年)ら期待の選手らが参加。落合は「各種目のトップ選手が集まってきている練習。(この日は)短距離的な動きが多かったですが、すごく質が高くできていると思います」とすがすがしい表情で話した。

 昨年6月に日本選手権(新潟)を制覇し、同7月は日本新記録を樹立と注目を集めた落合。4月から学生3大駅伝で歴代最多29勝を誇る駅伝の名門・駒大に進み、大八木弘明総監督の指導を受ける。「世界で勝負したいと思ったときに、大八木さんのチームは世界を目標にされている選手がたくさんいる。実際に海外でも練習や試合に出られているというところで、世界と近いと思った」と目を輝かせる。3000メートルと5000メートルで屋内日本記録を持つ佐藤圭汰(3年)ら強い先輩たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、さらに足を磨いていく。

 まずは9月の東京世界陸上が直近の最大目標となるが、「出場だけではなく結果を求めたい。昨年はパリ五輪に出場できなかったので、大学4年生になった時の(28年)ロサンゼルス五輪は目標にしたいですし、出場だけではなくてメダルとかとれるような選手になりたいです」とターゲットを定めた。

 駒大は今年の箱根駅伝(今月2、3日)で総合2位、復路は新記録で優勝した。今後は落合の駅伝出走にも注目が集まるが「今の時点では、800メートルや1500メートルのミドル系で行きたいと思っています。短めの駅伝だったらまだ出られるチャンスはあると思っていますが、箱根は20キロなど長い距離になる。僕は駅伝がトラックに全くつながっていないっていう考えではないので、もし狙えるのであればって思いますが、状況を見ながらという感じです」と冷静に話した。新たな環境から、さらにパワーアップする。

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