【日経新春杯】重賞初Ｖへバトルボーン林調教師「先週よりすごく良くなっています」

追い切ったバトルボーン（中＝馬上は横山武騎手、カメラ・荒牧　徹）

◆第７２回日経新春杯・Ｇ２（１月１９日、中京競馬場・芝２２００メートル）＝１月１５日、美浦トレセン

　前走のメトロポリタンＳでリステッド初勝利を挙げたバトルボーン（牡６歳、美浦・林徹厩舎、父シルバーステート）が、Ｗコースでの３頭併せで力強い動きを披露した。

　横山武騎手が騎乗し、外のラズベリームース（６歳３勝クラス）を２馬身半追いかけ、内のアスコルティアーモ（５歳オープン）から３馬身先行してスタート。道中は集中力があり折り合いもスムーズ。最後の直線では１週前と同様にびっしりと気合をつけられた。３頭併せの真ん中で、２頭から半馬身遅れだった。林調教師は「先週よりすごく良くなっています。十分な時計（５ハロン６９秒２―１１秒５）は出ていますし、ゴールしてからもしっかり走り切れていました」と満足そうだった。