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飯村樹輝弥が2025年初戦での王座取りを宣言「勝ちは当たり前、勝ち方にこだわる」地域タイトル2つ目の東洋太平洋王座決定戦

スポーツ報知 / 2025年1月17日 14時41分

日本に続き東洋太平洋のベルトに挑む飯村樹輝弥(右)と対戦相手のローレンス・ドゥマム・AG(カメラ・近藤 英一)

◆プロボクシング▽東洋太平洋フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦12回戦 同級4位・飯村樹輝弥―同級1位ローレンス・ドゥマム・AG(18日、後楽園ホール)

 前日本フライ級王者・飯村樹輝弥(27)=角海老宝石=が2つ目の地域タイトル取りに挑む、東洋太平洋同級王座決定戦の計量が17日、都内で行われ、飯村は50・5キロ、対戦相手の東洋太平洋同級1位ローレンス・ドゥマム・AG(26)=フィリピン=は50・7キロでともにパスした。

 年末、年始返上で王座決定戦に備えた飯村は「いいコンディションを作れた。2025年をいい年にするためにも、重要な試合」と意気込む。一昨年7月に日本王座を獲得すると3連続防衛に成功。安定した力を証明してきたが、この先の世界を目指すためにも日本王座を返上し、地域タイトル2本目となる東洋太平洋王座を狙うことになった。対戦相手のローレンスはWBO13位、IBF12位の現役世界ランカーと、過去の対戦相手とではワンランク上になる。「対策はしっかりやってきた。勝つのは当たり前、勝ち方にこだわりたい」と、言い切る。

 リングサイドには昨年8月に誕生した長女・望杏ちゃんも応援に駆けつける。世界を見据える勝負の年という2025年。まな娘を前に、豪快な勝ち名乗りでのスタートを目指す。

 戦績は飯村が7勝(2KO)1敗、ローレンスは10勝(7KO)1分け。

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