【日本ハム】根本悠楓が“大海流脱力投法”で開幕ローテ入り目指す…エースの金言生かし最速150㌔に迫るハイペース調整
スポーツ報知 / 2025年1月23日 5時32分
日本ハムの根本悠楓(はるか)投手(21)が、“大海流脱力投法”で開幕ローテ入りを目指す。22日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設での自主トレでライブBPに登板。打者6人と対戦し最速146キロで、安打性はゼロ、3奪三振をマークした。今月上旬にエスコンでの自主トレで昨季、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した伊藤大海投手(27)から手首を意識して力を抜く投球フォームを伝授された。春季キャンプは2軍スタートだが、5年目左腕がハイペース調整で、春季キャンプでのアピールを狙う。
肌寒い室内練習場で根本の速球が唸りを上げた。プロ5年目で最も早い時期のライブBP登板。2年目の星野や育成の山口など打者6人と対戦し、勢いのあるストレートを投げ込んだ。この時期に自身の最速150キロに迫るハイペース調整に「(オフの期間も)ずっと強い球を投げられていたので、(今日)投げても大丈夫かなって。真っすぐも結構走っていた。(最初にしては)いい方。もっと良くなると思う」。さらにスライダーやフォークでも空振りも奪うなど約30球を投じ、打者を圧倒した。
エース伊藤の金言が生かされている。今月上旬、エスコンで共に自主トレを行い、脱力投法を伝授された。「指先ではなく手首を意識して」。腕が固まってしまう悪癖を修正し、自然と力が抜ける方法を教わり、球威アップにつながった。
2年目の22年に13試合登板(先発11)で3勝3敗、防御率2・52でブレイク。23年は5試合の登板で3勝1敗、防御率2・88。同年オフのアジア・チャンピオンシップに当時20歳の最年少で侍ジャパンに選出された逸材。しかし昨季は、開幕から調子が上がらず2登板で防御率14・54と苦しんだ。今オフはその反省から“無休トレ”。「毎年、12月は投げないみたいな感じだったけど(今年は)シーズン中のキャッチボールぐらいの感じでずっとやっていた」とシーズンの延長で調整を続け、球速をキープしている。
照準を合わせているのは、2月4日に2軍キャンプ地の沖縄・国頭村で行われる初の紅白戦だ。「そこでちゃんと投げられるように」。2軍スタートとなったからこそ、数少ないアピールチャンスと捉えている。早めの仕上げは覚悟の表れ。昨季の雪辱を果たし、開幕ローテ入りを狙う。
(川上 晴輝)
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