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海外の洗礼に耐え輝く現地ネタ サッカー担当記者で地球を奔走…スポーツ報知・記者コラム「両国発」

スポーツ報知 / 2025年1月24日 16時0分

22年カタールW杯で日本代表が試合を行ったハリファ国際競技場

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 サッカー担当記者は海外出張が多い。記者生活もまもなく10年目に突入するとあって、さまざまな国で経験を積んできた自負はある。

 カンボジアには4日間滞在した。盗っ人さんへ。あれから5年がたちますが、私のスマホはまだ動いていますでしょうか? よかったら連絡ください。

 サウジアラビアには5日間。外に出れば40度超、建物に入れば冷房で18度以下。アラビア語と同じぐらい、対応には困難を極めた。帰国後、体調不良が約1週間続いた。

 ドイツには6日間。水よりビールが安い「ビール至上主義」の国。下戸の私に居場所はなかった。

 イランには5日間。相手サポーターからの中指、首切りジェスチャーは気にならなかったが、報道陣用バスへの侵入を許した時は身の危険を感じた。イランの応援歌を熱唱しただけで帰ってくれて助かった。

 マカオの記憶はあまりない。滞在24時間ほどだったか。台風直撃により往路の航空機が欠航となり、先が見えない中で十数時間を過ごした経由地・韓国での絶望はハッキリと覚えている。

 2022年W杯でカタールには1か月半。食事が口に合わず、1週間ほどで感じた「一番おいしいのは、日本でも食べ慣れたマクドナルドなのでは?」という疑念は、1か月を過ぎれば確信に変わった。

 北朝鮮出張は、試合が直前で中止になったため消滅した。渡航準備で山ほど書類を書いたため、私の個人情報だけが海を渡った。あれ、ちゃんと破棄してくれましたか? くれましたよね?

 W杯開幕まで約1年半。25年、森保ジャパンは勝負の1年を迎える。この業界もコロナ禍を経てリモート化が進んだが、だからこそ現地取材でつかんだネタは光り輝く。激闘の裏側を読者の皆さまにお届けするべく、地球を奔走したい。(サッカー担当・岡島 智哉)

 ◆岡島 智哉(おかじま・ともや)  2016年入社。パラグアイ・エンカルナシオン州リーグ通算1試合0得点。アジア連盟職員対日本記者選抜通算1試合1得点1アシスト。

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