【巨人】元ロッテ荻野忠寛氏がＵ１５多摩川ボーイズ投手コーチ就任 西村健太朗氏らと中学生を指導

　巨人が２０２４年の球団創設９０周年記念事業として昨年設立した中学生硬式野球チーム「ジャイアンツＵ１５ジュニアユース（連盟登録名：多摩川ボーイズ）」が創立２年目を迎える。

　新コーチとして元ロッテ投手で昨年まで社会人ＪＦＥ東日本の投手コーチを務めた荻野忠寛氏が投手コーチに就任する。

　荻野氏は桜美林高、神奈川大、日立製作所を経て０７年からロッテでプレー。投手で珍しい背番号「０」で１年目からリリーフとして５８試合に登板し、０８年には３０セーブを挙げた。０９年は５３登板も、１０年に右肘を手術。１４年限りで退団して古巣の日立製作所で２年間プレーし、その後はスポーツメディカルコンプライアンス協会の仕事をしながら野球少年の肩・肘の障害予防活動などに尽力してきた。

　元巨人の大森剛氏が代表を務め、元西武、巨人の片岡保幸氏が監督のジャイアンツＵ１５（多摩川ボーイズ）は昨年、オール１期生の１年生のみで全国大会出場を決める快挙を果たした。

　今年は創部２年目。荻野氏の他にはジャイアンツアカデミーコーチ、ジャイアンツジュニア監督の西村健太朗氏、昨年まで育成選手の捕手としてプレーしてオフに戦力外通告を受け現役引退した前田研輝氏も新たにコーチに就任する。