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横浜19年ぶりセンバツ優勝本命 奥村頼&織田の左右2枚看板が強力 投手では健大高崎・石垣や東洋大姫路・阪下らも注目…大会展望

スポーツ報知 / 2025年1月25日 5時35分

甲子園球場

 第97回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の選考委員会が24日、大阪市内で行われ、32校が選出された。組み合わせ抽選は3月7日に行われる。

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 昨秋の明治神宮大会を制した横浜がV候補の筆頭だ。2年生左腕・奥村頼に1年生右腕・織田と左右2枚看板は強力。打線も主将の阿部葉、勝負強さが光る奥村凌らがそろい、切れ目がない。「打倒・横浜」の包囲網を突破して、19年ぶりに春の頂点をつかめるか。

 好投手では健大高崎の最速158キロ右腕・石垣、制球力に優れた東洋大姫路の最速147キロ右腕・阪下の評価が高い。昨夏甲子園出場組では、鳥取城北に95球5安打完封の「マダックス」を達成した明徳義塾の左腕・池崎や、早実16強の立役者となった左腕・中村も、ひと冬を越えた成長が楽しみだ。

 打者では広角に打てる沖縄尚学の比嘉、長打が光る高松商の橘、二松学舎大付の安打製造機・入山、花巻東の1年生・古城らが聖地でどんな打棒を見せるか。“飛ばない”新基準バットの導入1年目となった昨春センバツでは本塁打が3本(うちランニング1本)にとどまった。あれから1年。どれだけ対応力を上げているかにも注目したい。(編集委員・加藤 弘士)

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