【東京新聞杯】ウォーターリヒトが坂路で抜群の動き 河内調教師「サラッとだけど反応は良かった」

坂路を単走で追い切るウォーターリヒト

◆第７５回東京新聞杯・Ｇ３（２月９日、東京・芝１６００メートル）追い切り＝２月５日、栗東トレセン

　京都金杯で２着だったウォーターリヒト（牡４歳、栗東・河内洋厩舎、父ドレフォン）は朝一番の坂路で単走で追われた。終始楽な手応えのまま、５４秒９―１１秒７をマークした。パワフルな脚さばきで、好調をキープしている。河内調教師は「今日はサラッとだけど、反応が良かった。輸送もあるし、このパターンで好走しているからね」とうなずいた。

　昨秋のキャピタルＳを勝ったように、広い東京のマイルはベストの条件。「いい仕上がりだと思う」と笑顔で話すトレーナーは、定年引退まであとわずか。ここは是が非でも取りたい重賞タイトルだ。