Ｊ１連覇・神戸、元日本代表ＦＷ大迫勇也ら表敬訪問 兵庫県・斉藤知事から「誉（ほまれ）」賞

左から神戸・大迫勇也、千布勇気社長、斎藤元彦兵庫県知事、吉田孝行監督（カメラ・森口登生）

　Ｊ１連覇を達成した神戸の吉田孝行監督、元日本代表ＦＷ大迫勇也らが５日、兵庫県庁を表敬訪問し、斉藤元彦知事から「誉（ほまれ）」賞を贈呈された。

　神戸は、昨年のリーグ２連覇と天皇杯優勝の２冠、また震災３０年の節目にこれまでの創造的復興の歩みを共にしてきたとし、県最高位の表彰を受けた。吉田監督は「県民の皆さんの支援と、声援が力になっている。この賞に恥じぬように、今シーズンもタイトル獲得を目指してみんなで頑張っていきます」と話した。大迫は「まだまだタイトルをとり続けたいと思っている」と意気込んだ。

　斉藤知事は「Ｊリーグ２連覇に２冠とすばらしい内容を達成した。うれしく思います」と笑顔をみせた。この賞はスポーツ、文化、芸術等の分野において、県民の誇りを高めた者の栄光を讃えるもので、これまでに２団体（ラグビー神戸、宝塚歌劇団）、３６名が受賞。直近では東京オリンピックで金メダルの活躍を見せた柔道日本代表の阿部一二三、詩兄妹が２０２１年７月に受賞している。