SNS上の「ニセ投資先生」に60代女性が1620万円の詐欺被害 50代男性も被害 「著名人かたらず」

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SNSを使った投資名目の詐欺被害が北海道・美唄市などで相次ぎ、被害額が1600万円以上にのぼるものも発生しています。

警察によりますと去年11月ごろ、北海道・空知管内に住む60代の女性が投資に関心があったことからネット検索などしていたところ、「投資の先生」を名乗る人物を中心としたLINEグループを見つけ追加しました。グループ内では投資に関する情報が飛び交っていて、女性はそこで勧められた仮想通貨の投資アプリをインストールしました。女性はグループ内で指示された口座に今年2月から3月にかけ6回、合わせて1620万円を投資目的で振り込んだということです。指定される金額は始めは20万円でしたが、最後の振り込みでは500万円とだんだんと増えていったということです。

女性は利用していた銀行の職員から引き出す金額の大きさなどから詐欺の可能性を指摘され、警察に相談し被害が発覚しました。

また、同じ空知管内に住む50代の男性も、今年3月に似たような手口で100万円の詐欺被害に遭っています。いずれもいわゆる「投資の著名人」の名前はかたってはいなかったということです。

警察はSNSで投資名目の振込を依頼された場合は詐欺の可能性が高いため、振込をせずすぐに警察に相談するよう呼びかけています。