巨大地震と大津波の発生を想定 北海道で総合防災訓練 「家の前が海なので、すぐ逃げられるように」

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日本海溝・千島海溝沿いで巨大地震が起き、津波が発生したことを想定した北海道の防災総合訓練が、4日、厚岸町などで行われています。

訓練は、釧路沖を震源とするマグニチュード8を超える地震が発生し、太平洋沿岸地域に大津波が発生した想定で行われました。厚岸町では町民が、訓練のエリアメールなどを受信してから、実際に避難場所に行く手順などを確認していました。

参加者「家の目の前が海なので、すぐ逃げられるように（している）。周りに年配の方も住んでいるので、何かあったら全員連れて逃げようと（話している）」

訓練に参加した厚岸町の若狭靖町長は「最悪を予想して真剣な訓練をすることが、有事の際の安心・安全につながる」と呼びかけていました。