「日本も批准を」ノーベル平和賞受賞に被団協84歳の女性の思い 高齢化で活動難しく 来年3月に解散へ
HTB北海道ニュース / 2024年10月15日 19時5分
各都道府県にある被爆者団体の協議会「日本被団協」。ことしのノーベル平和賞の受賞が決まり、道内で語り部として活動する被爆者からも喜びの声があがっています。
金子廣子さん)
「テレビ見ててびっくりした。まず第一声はびっくり」
金子廣子さん84歳。核兵器のない世界を実現するため自身の体験を伝え続けてきた被爆者のひとりです。
金子廣子さん)
「被爆者だと名乗り出て語り部活動続けてきて良かったと思う」
日本被団協は広島・長崎への原爆投下から11年後の1956年に被爆者らによって設立された全国組織。その所属団体のひとつ、北海道被爆者協会で副会長をつとめる金子さんは、ノーベル平和賞の受賞で日本の核兵器廃絶への動きがさらに進むことを期待しています。
金子廣子さん)
「この際だから日本も世界に名乗り出て(核兵器禁止条約に)批准してほしいという気持ち」
受賞に沸く中、北海道被爆者協会は来年3月での解散が決まっています。所属する被爆者のほとんどが80歳以上となり活動が難しくなったためです。
高齢化で被爆体験を伝えられる人は減り続けていますが、金子さんはノーベル平和賞が若い人たちに原爆の恐ろしさを知ってもらうきっかけになってほしいと話します。
金子廣子さん
「生きているうちに賞もらえるとは思わなった。これを機に戦争は2度とあってはいけないということで、若い人に関心を持ってほしい」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本被団協「ノーベル平和賞」受賞に県内関係者は 核廃絶への思い新たに
南海放送NEWS / 2024年10月15日 17時1分
-
日本被団協にノーベル平和賞 岡山県の団体は期待「プラスに働く」
KSB瀬戸内海放送 / 2024年10月14日 18時45分
-
核廃絶の未来へ…ノーベル平和賞「日本被団協」受賞決定 語り継ぐ若い世代の決意【バンキシャ!】
日テレNEWS NNN / 2024年10月14日 9時10分
-
「核被害もっと知るべき」、各国首脳に要請 ノーベル平和賞の被団協会見
ロイター / 2024年10月12日 20時17分
-
偏見・差別に耐えながらも「訴え世界に届かない」核なき世界目指し68年…ノーベル平和賞に「日本被団協」【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月12日 16時10分
ランキング
-
1心の荷とともに看板下ろす…袴田さんの裁判で不本意な検察側証言を後悔していた刃物店
読売新聞 / 2024年10月15日 16時13分
-
2公示当日に緊急入院の山本太郎、原因はアナフィラキシーの疑いと明かす 既に退院
スポーツ報知 / 2024年10月15日 14時50分
-
3百貨店の元総務部長に懲役3年 雇調金の不正受給、水戸地裁
共同通信 / 2024年10月15日 17時10分
-
4絶景の根府川駅…駅前の公衆トイレ、便器に石や空き瓶を詰められる被害10回
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月15日 18時0分
-
5党首討論会「和気あいあい」の雰囲気の背景事情 石破首相、野田代表が気遣い合う"仲の良さ"
東洋経済オンライン / 2024年10月15日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください