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【成人の日】ここで成人式? 戦車と綱引き…あまりにストレートな質問 今となっては貴重?な映像をご紹介

HTB北海道ニュース / 2025年1月13日 19時32分

(c)HTB

HTBニュースアーカイバーは成人の日の話題です。

かつて行われた驚きの成人式も秘蔵映像で振り返ります。

大人の仲間入りを祝う成人の日。

1971年の札幌です。

■新成人:

「式そのものに特別意義は感じませんけれども、特に選挙権を与えられたことに意義を感じています。」

■歌手志望の新成人:

「好きな歌手は江利チエミ。」

Q本当にプロの歌手になれると思いますか?

「努力すればなれると思います。」

札幌オリンピックが開催された1972年にはボウリング場で成人式が開かれ、新成人はレーンの上で記念品を受けとっていました。こちらは1986年。

成人式が行われていたのはスケートリンクです。新成人は晴れ着姿でスケートを楽しんでいました。同じ年、釧路市の会場では20歳になった記念に晴れ着で献血を受ける人の姿が見られました。

そして1988年、晴れ着ではなくダイバー姿で成人を祝っていたのは…なんと支笏湖の底です。

■参加者:

「寒かったんだけどだんだん熱中して寒さも忘れて楽しかったです。」

1990年、陸上自衛隊北恵庭駐屯地では、新成人の隊員が精神力と団結力を養うため戦車との綱引きに挑むのが恒例行事。

■新成人(隊員):

「いや動かないわ」

Q(戦車との綱引き)バカバカしいと思わない?

「まあ、ちょっとはね」

90年代は観光スポットが晴れの日の舞台に。

1992年、網走市では流氷観光砕氷船「おーろら」で新成人の祝賀パーティーが。

1994年、登別市では登別伊達時代村で成人式が行われ、市長も殿様スタイルで登場しました。

2000年の札幌。

■新成人:

「夢は笑われるんですけど宇宙へ行きたいなって。」

2000年からはハッピーマンデーの適用で成人の日は1月15日から1月の第2月曜日に変更されました。一生に1度の成人式ですが、その開催が危ぶまれた自治体も。

「成人式どうにかしてほしい」財政破綻した夕張市。

2007年の成人式の予算は前の年の繰越金1万円だけ。

それでも新成人が自らが式を企画し全国から募金を募って無事成人式を行うことができました。

■新成人:

「みんなの力でできた成人式。感謝です。」

新型コロナの流行で多くの自治体で成人式が中止となった2021年。

北海道神宮にはせめて写真だけでもと記念撮影に訪れる人も。

■新成人:

「一生に1回しかないので成人式はなくなったとしても振袖は着たいなと思って来ました」ドミノ・ピザでは晴れの舞台がなくなった新成人のために、ピザが無料でプレゼントされました。

■店員:

「おめでとうございます」

■北大生:「ありがたいです。これがメインイベントです。」

成人年齢が18歳に引き下げられ思わぬ混乱も。

■参加者:

「19歳です。」

2023年、別海町では道内で唯一18歳の成人式を計画していましたが、町民アンケートで8割が反対。

2023年は19歳。

翌年から18歳の式を行う予定でしたがこれを中止。

2025年からから再び20歳の式に戻しました。

■町民:

「やっぱり大変ですよね。受験もあるし就職もあるし。」

■町民:

「お酒も飲めないからかわいそう。」

時代とともにあり方が変わってきた成人の日。

新成人の18歳も、人生の節目を迎えた20歳のみなさんもおめでとうございます。

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